第31話

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2025/12/27 05:07 更新
吉田 松陽
吉田 松陽
さて、行きますよ!
悪ガキ4人
はい!
翌朝、朝食を終えた私たちは町へと歩き出す
用事は2つ。
まず町の人に引越しのご挨拶をすること
そして、道場を作るために家の周りの木を切っていいか聞くこと






暖かい人達だったからな
これから仲良くなってくの楽しみだな

そう思いながら
町へ行くまでのちょっとした坂を下っていく




と、こちら側に向かってくる人影が見えた
おじいさん
おじいさん
お、いたいた
(なまえ)
あなた
あ!昨日のおじいちゃん!
おじいさん
おじいさん
おう、おはようさん
(なまえ)
あなた
おはようございます!!
吉田 松陽
吉田 松陽
おはようございます
おじいさん
おじいさん
ちょうど今呼びに行こうと思っとったんじゃ
坂田 銀時
坂田 銀時
?(なんだ、様子が)
おじいさん
おじいさん
....ふぅ。ここでは、新入りにはやってもらわなきゃいけないことがあってのぉ
おじいさん
おじいさん
ついてきな
吉田 松陽
吉田 松陽
!?
え、なんかすごい怖い雰囲気だしてきたんだけど
え、なに、本当に
こういう場面は原作に描かれてなかったからな
本当は怖い町だったのかな、、?







私たち4人は小声で話し始めた
桂 小太郎
桂 小太郎
事件の匂いがするな
坂田 銀時
坂田 銀時
だから言っただろ
上手くいきすぎだって
(なまえ)
あなた
え、でも
高杉 晋助
高杉 晋助
俺の後ろに下がってろ、あなたの下の名前
は???
なんだこいつイケメンすぎんか?????
(なまえ)
あなた
あ、ありがとう
坂田 銀時
坂田 銀時
ふんっ
すっごい鼻息を出して晋助を睨みながら
銀時は私の後ろへと回ってきた
(なまえ)
あなた
...ふっ
私だって強いのに
坂田 銀時
坂田 銀時
うるせ






松陽は黙って、悲しいような辛そうな目をしながら
おじいさんを見て歩いていた。






昨日と同じ道なのに気分はまるで真逆。
どうしてなの、
信じていいんじゃなかったの?
あの優しさは嘘だったの?
ここで、また松下村塾を...






誰も何も話さない間に町はすぐそこに見えた
吉田 松陽
吉田 松陽
...
松陽は神妙な面持ちをしていた








私達も息を飲む。
何をしろというんだ一体....










町へ着きおじいさんがこちらを見つめる...








おじいさん
おじいさん
せーーのっ


町のみんな
芽吹町へようこそ!!!
おばあちゃん
おばあちゃん
ほほ
町のお姉さん
町のお姉さん
ようこそー!
町のお兄さん
町のお兄さん
よくきたなぁ









(なまえ)
あなた
、え?
坂田 銀時
坂田 銀時
あ?
高杉 晋助
高杉 晋助
...
桂 小太郎
桂 小太郎
...どうやら1本とられたようだな
おばあちゃん
おばあちゃん
おばあちゃん
おばあちゃん
どうしたの?そんな驚いた顔して
おじいさん
おじいさん
がっはっは!!!
おじいさん
おじいさん
あー笑いこらえるの必死だったわい
お前ら素直じゃのお
町のお兄さん
町のお兄さん
なんだなんだ
おじいさん
おじいさん
少しばかり驚かしてやっただけよ
おばあちゃん
おばあちゃん
ったくあんたは!
おじいさん
おじいさん
いてぇっ
おばあさんは思いっきりおじいさんを殴った
おばあちゃん
おばあちゃん
ごめんなさいねぇ
この人ったらいたずらが好きでねぇ
(なまえ)
あなた
...いえ
すっかり騙されちゃいましたよ
桂 小太郎
桂 小太郎
人身売買でも目論んでいるのかと
おばあちゃん
おばあちゃん
やぁねえ
そんな物騒なことしないわよ
おじいさん
おじいさん
この町、芽吹町は
新入りがくると歓迎会を開く決まりなんだ
町のお兄さん
町のお兄さん
引越し祝いと
顔合わせもふまえてな
おじいさん
おじいさん
ほらみんなこっちへ来い!
自己紹介してやんなぁ
その言葉を合図に町の住人がわんさかと
私たちのところへやってきた




八百屋
魚屋
米屋
豆腐屋
定食屋
酒屋
団子屋
鍛冶屋
畳屋
薬屋
大工に火消し






たくさんの人が挨拶をしてくれた
吉田 松陽
吉田 松陽
吉田 松陽です
よろしくお願いします
(なまえ)
あなた
あ、島津あなたの下の名前です
坂田 銀時
坂田 銀時
...銀時
高杉 晋助
高杉 晋助
高杉 晋助だ
桂 小太郎
桂 小太郎
桂 小太郎です



思わぬ形で1つ目の目的を達成できちゃった


よろしくな
かわいいわねぇ
なんかあったら家こいよ!



たくさんの暖かい言葉が飛び交っている
(なまえ)
あなた
ふふ
高杉 晋助
高杉 晋助
...











おじいさん
おじいさん
そうだ、お前さんたち
なんかあったら言ってくれよ
おばあちゃん
おばあちゃん
そうよ?
遠慮なく言ってね
吉田 松陽
吉田 松陽
あ、では早速ひとついいですか?
おじいさん
おじいさん
お?もちろんだ
吉田 松陽
吉田 松陽
家の周りの木を切りたいんですが...
よろしいでしょうか
おじいさん
おじいさん
木か?
おじいさん
おじいさん
あぁ、もちろん構わねぇさ
町のお兄さん
町のお兄さん
にしても何に使うんだい
吉田 松陽
吉田 松陽
...道場を建てようかと思いまして
町のお兄さん
町のお兄さん
なに!?
おじいさん
おじいさん
お前さん、俺が聞かなかったら言ってくれなかっただろ、水くせぇな。
吉田 松陽
吉田 松陽
...
おじいさん
おじいさん
いいか?そういうときは、こう言うんだ
町のお兄さん
町のお兄さん
おい!お前ら!!
町のみんな
なんだなんだ
町のお兄さん
町のお兄さん
道場を建てるらしい
手を貸してくれ
町のみんな
ほぉ道場!
そりゃいいな
大工
なら、俺に設計は任せろ!
町のお兄さん
町のお兄さん
木を切るのは分担だな
町のお姉さん
町のお姉さん
釘や釘打ちは準備しておきますね
それでだな
そこはこうしよう
ああそれがいい






いつの間にか道場を建てる話は町中に広まり
それぞれがそれぞれの仕事を決めていく

私たちは置いてきぼりだ
町のお兄さん
町のお兄さん
そういや、なんで道場を?
おじいさん
おじいさん
たしかに、お前さんたち剣をつかえるのかい?
吉田 松陽
吉田 松陽
あの家で村塾を開こうと思ってまして...
道場はその一環です
坂田 銀時
坂田 銀時
あの家で2代目だ
桂 小太郎
桂 小太郎
先生は強いですよ
(なまえ)
あなた
いつか越してやるけどね!
高杉 晋助
高杉 晋助
ふっその前に俺が越す
おじいさん
おじいさん
先生、?
坂田 銀時
坂田 銀時
あぁ、俺たちは松下村塾
吉田松陽の弟子だ
おじいさん
おじいさん
松下、村塾
吉田 松陽
吉田 松陽
...えぇ。もちろんお金は頂きません
これが、私なりの次の者たちへの繋ぎ方です
おじいさん
おじいさん
がっはっは
そうかい
おじいさん
おじいさん
おい!みんな聞いたか!
村塾だとよ!!
町のお兄さん
町のお兄さん
あぁ、こんなありがたい話ねぇや
(なまえ)
あなた
そういえば、芽吹町には寺子屋は無いんですか?
町のお兄さん
町のお兄さん
あるにはあるんだが、港を超えたところでね。ここは港のはずれ町だから通うには遠くてよ
おじいさん
おじいさん
子供たちも喜ぶわい
町のみんな
こりゃあ、一層力いれなきゃな!






大工
よし!設計図はこんなもんだな
町のお兄さん
町のお兄さん
おお!いいじゃねぇか
町のみんな
そうと決まれば早速はじめよう!



こうして、あれよあれよという間に
道場建設の話が進み、
明日からみんなで取り組むことになった









吉田 松陽
吉田 松陽
...手を貸して、ですか
高杉 晋助
高杉 晋助
?どうした、先生
吉田 松陽
吉田 松陽
いえ!なんでもありません







吉田 松陽
吉田 松陽
用件も無事終わりましたし、
帰りましょうか
高杉 晋助
高杉 晋助
あぁ
坂田 銀時
坂田 銀時
うい
桂 小太郎
桂 小太郎
はい!
町のみんな
気ぃつけて帰れよー
町のみんな
明日からよろしくな!
吉田 松陽
吉田 松陽
本当にありがとうございます
明日からお世話になります
町のみんな
くーっ硬いね
町のみんな
坊主らも手伝えよーっ
桂 小太郎
桂 小太郎
もちろんです!
(なまえ)
あなた
はい!















帰路につき朝とは違う感情で坂をのぼる
(なまえ)
あなた
最初はほんと驚いたよ
坂田 銀時
坂田 銀時
ほーん?
俺は最初からわかってたけどねー
高杉 晋助
高杉 晋助
はっよく言う
坂田 銀時
坂田 銀時
んだと?
高杉 晋助
高杉 晋助
「だから言っただろ」とか完全にびびってたじゃねぇか
坂田 銀時
坂田 銀時
はっ!違うね!
あれはただノリに合わせて言っただけだ!
桂 小太郎
桂 小太郎
やめんか2人とも!






町の人たちとたくさん話したからすっかり辺りは
オレンジ1色だった
大きな夕焼けを背に今日もふたりは言い合っている






(なまえ)
あなた
にしても早くやりたいなー
坂田 銀時
坂田 銀時
俺も
高杉 晋助
高杉 晋助
あぁ、早くあなたの下の名前に勝ちてぇ
坂田 銀時
坂田 銀時
高杉くんが勝つべきなのはあなたの下の名前だけじゃねえっぞぉぉ?
高杉 晋助
高杉 晋助
手前ェにはもう勝っただろうが
坂田 銀時
坂田 銀時
あぁ??
たったの1回で調子乗ってんじゃねぇこの!!
桂 小太郎
桂 小太郎
やめんか2人とも!!



吉田 松陽
吉田 松陽
ふふ、早くやり合いたければ
ちゃんと手伝ってくださいね
(なまえ)
あなた
もちろんです!
坂田 銀時
坂田 銀時
給料でんだろぉなぁ
高杉 晋助
高杉 晋助
出るわけねぇだろ
ばかか
坂田 銀時
坂田 銀時
あぁ??
ばかって言った方がばかなんだぞ
知らねぇのか!!
高杉 晋助
高杉 晋助
あ??
桂 小太郎
桂 小太郎
やめんか2人とも!!!
(なまえ)
あなた
ちょっと、小太郎それしか言わなくなっちゃったじゃん
坂田 銀時
坂田 銀時
誰もこいつの話なんか聞いてねぇから!
桂 小太郎
桂 小太郎
!?
(なまえ)
あなた
分かりやすく傷ついちゃってるよ!
謝りなさい!!
ワーワーギャーギャー





吉田 松陽
吉田 松陽
ふふ
吉田 松陽
吉田 松陽
この町や人からはたくさん
学ぶことがありそうですね




吉田 松陽
吉田 松陽
それはそうと
ドン ポン ガン ドガァァン
吉田 松陽
吉田 松陽
喧嘩両成敗です
桂 小太郎
桂 小太郎
っなんで俺まで
(なまえ)
あなた
いっったぁ
松陽今見てたよね!?見てたよね!?
拳骨やる人は2人だけでしょ!!
高杉 晋助
高杉 晋助
....チッ
坂田 銀時
坂田 銀時
おいいいいい
1人だけ効果音おかしいだろうが
俺だけ絶対ェ力強かっただろうが
吉田 松陽
吉田 松陽
さっ家に帰りますよ
坂田 銀時
坂田 銀時
フル無視かよおおおおおお!
桂 小太郎
桂 小太郎
いてて
(なまえ)
あなた
いたいい
高杉 晋助
高杉 晋助
...
坂田 銀時
坂田 銀時
あ!?おい!
なんで手前ェら埋まってねぇんだ!!
桂 小太郎
桂 小太郎
帰ったらまず頭を冷やそう
(なまえ)
あなた
そうだねそれがいい
高杉 晋助
高杉 晋助
そうだな
坂田 銀時
坂田 銀時
おい待て!!
後ろを見ろ!埋まってるよ!?
俺埋まってるから!!
高杉 晋助
高杉 晋助
何か聞こえたか?
桂 小太郎
桂 小太郎
いや、ばかの声など聞こえぬな
坂田 銀時
坂田 銀時
なんでだよっ!!
高杉も同罪だろ!!?
なんで俺だけ!!!????
(なまえ)
あなた
大丈夫だよ銀時
坂田 銀時
坂田 銀時
!!あなたの下の名前
やっぱりお前ってやつは
(なまえ)
あなた
ちゃんと後でおにぎり持ってくるから!
坂田 銀時
坂田 銀時
そうじゃねええええええええ!
(なまえ)
あなた
ふふっ
坂田 銀時
坂田 銀時
え、いや、え?
え、本当にいっちゃうの???
坂田 銀時
坂田 銀時
ちょっと????
坂田 銀時
坂田 銀時
っちゃんとおにぎり持ってこいよおおお



明日からの道場作り楽しみっ!

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