その後、私はとある場所へと足を踏み込んだ。
今の私が生まれた廃坑の研究所
入口付近はもう跡形もなく崩れ去っているけど、私が眠ってた場所は運良く形が維持されていた。
けど、ところどころに腐敗した人の匂いがする。
もう何十年か経ってしまったけど、匂いは一向に消えない。
もしものために研究者たちは防火体制のある室内の何処かに成功した人たちの書き置きがあったはず。
建物の形が悪すぎて見つけにくい…
やはり…
叶わないな…
じゃないと、記録もできないし、なんで成功作したかも分からない。
なぜ、中央区はこんな私を引き入れたのか…
すべての理を明かすために。
今はディビジョンの人たちと協力するのをお許しください。
【総理】












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。