第31話

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2018/10/25 05:27
夏向
夏向
おい
美咲
美咲
ちょちょ!!
ノックぐらいしなさいよ!

着替えてたらどうすんのよ!
夏向
夏向
……

別に、どうもしないけど
美咲
美咲
はぁ
なに、なんか用?
夏向
夏向
行くぞ
美咲
美咲
どこに
夏向
夏向
つべこべ言わずに着いてこい



あーー、パンのアイデア
思いつかない〜!!

はぁ



ゴンッ!!
あなた

いたたぁ(涙)

夏向
夏向
あなた
あなた

おわ!
びっくりした、なに?

夏向
夏向
買い出し行くけど、行く?
美咲
美咲
ちょっと、私の時と
全然違うじゃない!!
夏向
夏向
うるさい


アイデアもいき詰まったし、
買い出し終わったら


準備するんだもんね〜!
あなた

わかった、すぐ行く!









商店街に来てるけど、


荷物を全部持たせる夏向
美咲
美咲
ちょっと、なんであんたの
買い出しに付き合わなきゃ
いけないわけ!!
あなた

美咲ちゃん、私持つよ!

美咲
美咲
いやいや!あなたちゃんは大丈夫!

気にしないで気にしないで!
夏向
夏向
急げ
美咲
美咲
いや、急げって

急いで欲しいなら半分持ちなさいよ!



前で2人がいいあいしてる(笑)
夏向がシカトしてるから

美咲ちゃんが1方的に言ってる感じに
なってるけど笑




でも、私はその中には入れないな〜







って、、美咲ちゃん何隠れてるの?
夏向
夏向
おい、お前何してんだよ
美咲
美咲
いいから!あんたもこっち!
夏向
夏向
は?
美咲
美咲
いーから!
楓
あれ、夏向くーん??


あ、、
なるほど…


美咲ちゃんが逃げたかったのは
楓さんってわけ…




ていうか、、だいぶ久しぶりに見た
相変わらず変わってないなー
千秋
千秋
明日の買い出し?
夏向
夏向
おう
楓
あれ、美咲ちゃん??

そんな所で何してるの?


あ、見つかった(笑)
美咲
美咲
いや、いやぁ〜
あまりにもー、太陽が眩しくて〜
楓
あなたちゃん、お久しぶりね
元気にしてた??
あなた

あ、はい!
お久しぶりです

元気だけが取り柄なので大丈夫です!

楓
ふーん、フフッ


なんだろう、なんか嫌な予感…


楓さんは、笑顔を崩さないけど
何か言いたげな顔…
楓
私達も明日の買い出しに来たの

あ、もしお昼まだだったら
一緒にどう?
美咲
美咲
は、、はい〜
夏向
夏向
俺、忙しいんで
そういうと美咲ちゃんの荷物を取る
夏向。



うわ〜、逃げた!笑
千秋
千秋
あなたも一緒に行こ?
夏向
夏向
あなた、お前手伝うんだろ
早く行くぞ
楓
あ、そっか
あなたちゃん料理なら仕方ないね


3人で行きましょ


不自然な楓さんの態度に
軽く会釈をして、夏向の方に走る




なんだろ、、、私には誘ってないよ
って感じがした…





考えすぎ…?
美咲
美咲
いやいやいや、
ちょっと一緒に来て!

お願いだから!
夏向
夏向
嫌なら、断れよ
再び歩き出す夏向
あなた

美咲ちゃん、ごめんね…
あとで話聞くから!

千秋
千秋
櫻井ー!
せっかくだから行こうよ
あなた

ねぇ、夏向
なんで私楓さんに嫌われてるんだろ?

夏向
夏向
あなたは行きたかったの
あなた

あぁ、今の?
うーん、別にいいかな…笑

楓さんから私のことは誘ってないよ
っていうオーラ見えたし笑

夏向
夏向
兄貴がお前に取られそうだからじゃね
あの人が、あなたのこと
冷たくするのって
あなた

え、なにそれ(笑)
兄妹じゃん




今考えれば、こういう所なんだと思う

私が人の気持ちを考えてないって
よく言われるのは






でも、やっぱり自分の気持ちも
他人の気持ちも言葉にしないと伝わらない



それを私は思いしったんだ

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