基side
事務所でリハ前にみんなで集まってたんだけど
タクが全然来ないのよ。
いつも早いのに何してんだアイツ…笑
なんてこと言ってたら
あ、きたきた。
ん?後ろに女の子いない…??
ナンパしてたから遅れたんかよ、、、
…可愛いな
ふーん、あなたちゃんって言うんだ、名前まで可愛いかも。
しかも俺推しらしい。
なんて情けない声出しちゃったよ。。
恥ずかし恥ずかし。
タクによると初めて異性を好きになったのも俺らしい。
…なんで知ってるんだよ。
うるさいなー 、バレちゃうでしょうが、一目惚れしたのが!
っていうのは心の内に秘めておいて、と
俺の場合、確かに下の名前で呼ばれるのは嬉しい。
でも俊、とか俊くん、とかでなかなか俊介呼びしてくれる子っていないんだよね。
まぁ、好きな子には俊介って呼ばれたいじゃん??
ってことで言っちゃったよね
小声で言っても聞こえてるんだよなー
バレるだろうが横原め…
そんな会話をしているうちにリハに向かう時間。
今日の移動は3台らしい。
タクに話聞くチャンスじゃん、申し訳ないけどよこにあなたちゃんは任せるか…
悔しいけどね
これも悔しいけどかなりナイス。
照れてるのがバレないようタクから顔が見えないように隠す。
ニヤニヤしながらそんなことを言ってくる。
タクすごい意地悪じゃん、、
ほんっとこいつ…笑
少しホッとしたような表情を浮かべてしまった
…のが間違いだった
またこっちを見てニヤニヤしてくる
そんなこんなで到着。
あなたちゃんとまた顔合わせるのにどういう顔すればいいんだよ…笑
NEXT…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!