第8話

冥界決戦
28
2025/05/19 14:45 更新
宝side
俺は魔理沙の一歩前に出てこの異変の主犯・西行寺 幽々子と向かい合う
鬼燈 宝
鬼燈 宝
さて、るか
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
あらあら、私に打ち勝ちに来たの?
鬼燈 宝
鬼燈 宝
それ以外にあるのか?
そして、俺は炎を立ち上らせる
それと同時に幽々子のオーラもねり上がる
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
この雪の異変の解決のためかしら
鬼燈 宝
鬼燈 宝
それもあるが、一番は
俺は不敵な笑みを浮かべて大剣を幽々子に向ける
鬼燈 宝
鬼燈 宝
この世界の強い奴と戦いたいって思ったんだよ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
聞けばお前、アホみたいに強いんだって?
鬼燈 宝
鬼燈 宝
バケモンみたいな猛者がいるなら、戦わないのは愚の骨頂だろ
そう言う俺に対して幽々子が妖艶に微笑む
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
まぁまぁ、つまりは
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
この黄泉の桜の下で眠りたいのね
直後、幽々子の周囲に陣が展開される
それと同時に俺は前に出た
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
亡郷ぼうきょう忘我郷ぼうがきょう  自尽じじん」]
そして、いっせいに三色の弾幕と赤い光線が俺に襲いかかる
その破壊力はいとも簡単に大陸すら粉々に消し飛ばすだろう
だが、俺には
鬼燈 宝
鬼燈 宝
あまりにも足りなすぎる
鬼燈 宝
鬼燈 宝
[《煉滅》 朧火おぼろび
俺は飛んできた弾幕を全て、一撃の爆発する炎の斬撃で消し飛ばした
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
!!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
なっ、、、なんだあの規模は
その一撃で冥界の空が割れて虚空が顔を覗かせる
鬼燈 宝
鬼燈 宝
咄嗟に急所を外すとは、反応は中々だな
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
え、、?
次の瞬間、幽々子の左腕が肩の付け根から消えた
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
ぐぅ、、!
その隙に俺は一気に懐を侵略する
鬼燈 宝
鬼燈 宝
怪我に狼狽えている間に敵が攻めてきたらどうする
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
は、、速い
幽々子が弾幕を大量に飛ばして俺の進行を遮ろうとする
鬼燈 宝
鬼燈 宝
その程度、俺には効果は無い
俺はそれを気にも止めずに全て焼き壊す
鬼燈 宝
鬼燈 宝
そうだな、これに技名をつけるとしたらこれだろうな
そのまま、幽々子の懐に潜り込んだ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
魔理沙から殺すなとは言われているんだ、命までは奪わねぇよ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
[《煉滅》 破炎拳はえんけん
そのまま、俺は炎の拳を幽々子の腹に叩き込む
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
ご、、、ぉ、、、!?
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
う、、ぷっ
幽々子が真っ青な顔に変わって口を抑える
西行寺 幽々子
西行寺 幽々子
ゴフッ、、ゲホッ
そのまま血を吐きながら白目を剥き、地面に崩れ落ちた
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
し、死んでないよな
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
いや、元から死んでるけどよ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
大丈夫だ、命までは奪っていない
俺は気を失った幽々子を桜の木の元に寝かせる
鬼燈 宝
鬼燈 宝
あとはこの空間を覆っている冷気を吹き飛ばせば良いんだな?
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
あぁ
そう言われた俺が手を翳す
鬼燈 宝
鬼燈 宝
はぁ!
そして、単純に炎の塊を投げつけて充満していた冷気を全て消し飛ばす
鬼燈 宝
鬼燈 宝
これで幻想郷にも春が訪れるはずだ
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
おう、、ありがとな
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
心)あの幽々子を、こうもあっさり倒しちまうなんてな
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
心)間違いないぜ、宝はこの幻想郷に存在する誰よりも圧倒的に強い
魔理沙が俺の顔を見て沈黙している
鬼燈 宝
鬼燈 宝
どうした?俺の顔になにか着いてるか?
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
いや、なんであそこまで強いのか気になっただけだぜ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
なるほどな
俺は倒れている妖夢も階段近くに寝かせて魔理沙に向き直る
鬼燈 宝
鬼燈 宝
俺、この姿になる前は鬼の皇帝だったんだよ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
多分、その時の影響が大きいんだと思う
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
鬼の皇帝、か?
鬼燈 宝
鬼燈 宝
聞いたことは無いか?
鬼燈 宝
鬼燈 宝
『炎鬼帝』
その名前を聞くと、魔理沙が目を丸くした
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
まさか、神々をも蹂躙したって言われてる、あの炎鬼帝か!?
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
けど、炎鬼帝は何十万年も前の存在
鬼燈 宝
鬼燈 宝
あれが俺だ
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
!?
驚く魔理沙を尻目に俺は語り続ける
鬼燈 宝
鬼燈 宝
3000年前のあの日、当時最強と言われた巫女二人によって封印された俺は、3000年の時を渡って今の体に転生したんだ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
当初の力をほとんどそのまま残した状態でな
鬼燈 宝
鬼燈 宝
その後は現代でも猛者との喧嘩三昧
鬼燈 宝
鬼燈 宝
それが俺をここまで強くしてくれたんだ
俺の話を聞いた魔理沙は凄まじく驚いていた
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
驚いたぜ
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
あの話、本当だったなんてな
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
私は産まれてずっと幻想郷に居たけど、他の世界についての文献もこの幻想郷にあったんだよ
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
そこで炎鬼帝について知ったけど、伝説上の言い伝えで実在しないと思ってたったぜ
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
だって、何十万年も前なんて、恐竜の時代だ
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
その時代に高次元の知能を持った鬼と呼ばれる存在が居たなんて、とても信じられなかったんだ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
まぁ、そうなるよな
虚空に腕を突っ込み、次元に穴を開けてその中を通り、冥界から脱出する
鬼燈 宝
鬼燈 宝
信じられないかもしれないが、あの伝承は事実だ
鬼燈 宝
鬼燈 宝
まぁ、公言したら世界が大混乱するからな
鬼燈 宝
鬼燈 宝
だから俺は最強の鬼の遺伝子と才能って事にしている
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
なるほどな、まぁ確かにそうなんだぜ
そんなこんなで話していたら、博麗神社に着いていた
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
霊夢ー!戻ったぜー!
博麗 霊夢
博麗 霊夢
あら、魔理沙に宝じゃないおかえり
流石は幻想郷でも最強格の力を誇る巫女、もう起きていたようだ
博麗 霊夢
博麗 霊夢
雪が無くなってるけど、もしかして幽々子と妖夢に勝ったの?
鬼燈 宝
鬼燈 宝
あぁ、冥界で春を冬にする異変?みたいなのを発生させていたから少し退治してきた
鬼燈 宝
鬼燈 宝
それにしても魔理沙、なんで気絶で済ませろなんて言ったんだ?
鬼燈 宝
鬼燈 宝
大規模な問題を起こしているなら半殺しくらいにはしなければまたやるかもしれないぞ
それに対して魔理沙が答える
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
そんなもの、みんなで宴するからに決まってるぜ!
鬼燈 宝
鬼燈 宝
宴?
博麗 霊夢
博麗 霊夢
あー、毎回やってるわよね
博麗 霊夢
博麗 霊夢
片付け全部私がやることになってるけど
鬼燈 宝
鬼燈 宝
そうなのか
まぁ、言われてみたらそうだ
異変解決後に敵味方混じえて大宴会するなら、半殺しにする必要はどこにもない
鬼燈 宝
鬼燈 宝
なるほど、納得した
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
よっしゃ!じゃあ早速準備だ!
そう言う魔理沙に俺はついて行った
そんな俺の背中を見ながら霊夢が呟く
博麗 霊夢
博麗 霊夢
鬼燈 宝
博麗 霊夢
博麗 霊夢
アンタはどれだけ強いのかしらね
博麗 霊夢
博麗 霊夢
レミリアや私だけじゃなく、幽々子まで無傷で圧倒した
博麗 霊夢
博麗 霊夢
アンタに限界なんて、無いのかもしれないわね

プリ小説オーディオドラマ