第5話

4話
69
2026/02/19 17:13 更新
ハイド
ハイド
理事長が待ってるから、話の続きは、歩きながらするね
(なまえ)
あなた
はい
ハイド
ハイド
「ホッジ・ポッジ」がさっき君に渡した「魔除けの絵札」は、「怪異」との戦闘時にお守りになる。
それを身に着けておくと、「絵札」によって、色んな効果が付与される。
戦闘が有利になったり、楽になったりね。
まあ、君には必要ないと思うけど、一応説明
(なまえ)
あなた
なるほど
ハイド
ハイド
さ、着いたよ。
ここが、この学園を統べるお上が鎮座します、理事長室でーす










コンコン

ハイド
ハイド
ハイド、戻りました〜

ハイドの肩越しに、巨大なシャンデリアと、豪華な螺旋階段が見える。


(なまえ)
あなた
(ほんと、この学園すごいな。
生で見ると余計に……)
ハイド
ハイド
例の目撃者を連れてきましたよ。
ほら、おいで
(なまえ)
あなた
失礼します
コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
も〜!
遅いですよ〜!

目の前に現れたのは、腰に手を当て、頬を膨らませながらハイドを見上げる、ひとりの少年。

この学園の理事長である、コーネリアス理事長。


(なまえ)
あなた
(かわいい)
ハイド
ハイド
先にカウンセリングしてたんですよ。
原因がわからなきゃ、話になんないでしょ?
コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
でもでも!
先に理事長である僕に相談してくれなきゃ、困るんです〜!
ハイド
ハイド
はいはい、ごめんなさいね。
これ、カウンセリングの結果です
コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
ほんとに悪いと思ってるんですか?
まったく、あなたはいつもいつも……


理事長はハイドから書類を受け取ると、ぶつぶつと文句を言いながら、こちらに背を向けた。


ハイド
ハイド
びっくりした?
あれが、このダークウィックアカデミーの理事長
(なまえ)
あなた
予想以上のかわいさに驚いてます
ハイド
ハイド
あ、そこ?
ニャー

すると、猫があなたの足に擦り寄ってくる。


しゃがみ込んで猫を撫でていると、次々と猫が集まってくる。


(なまえ)
あなた
埋もれる
ハイド
ハイド
異常なほど懐かれてるね〜
(なまえ)
あなた
昔から、動物には懐かれやすいんです
コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
みなさん、駄目ですよ〜。
お客様なんですから


理事長がそう言うと、頭や肩に乗っていた猫たちが降りてくれる。

あなたは一匹の猫を抱き上げたまま立ち上がり、理事長に向き直る。


コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
初めまして、あなたさん!
僕の名前は、コーネリアスと言います。
我がダークウィックアカデミーへ、ようこそいらっしゃいました♪
(なまえ)
あなた
初めまして
ニャー!ニャー!


あなたは猫を降ろして、足元に集まる猫たちの頭を撫でる。


コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
みなさん、静粛に〜!
今からお客様と、大切なお話をしますからね。
休憩時間は切り上げて、それぞれの持ち場に戻ってくださ〜い!
ニャー!ニャー!


理事長の呼びかけに返事をしつつ、螺旋階段を駆け上がった猫たちは、次々と窓の外へ飛び出していった。


コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
これで猫払いは完了ですね♪
どうぞ、こちらにおかけください
(なまえ)
あなた
はい


理事長に勧められるがまま、ソファーに腰を下ろす。


ハイド
ハイド
じゃ、僕もここらでお暇しようかな。
理事長、「怪異」についての資料はここに
コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
は〜い!
ご苦労様でした!
ハイド
ハイド
理事長の話、長いと思うけど頑張って。
またね〜☆


ハイドは頭の後ろで組んだ手をひらひらとさせながら、気だるげに理事長室を出て行った。


コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
もう、余計なひと言が多いんだから。
それにしても、大変なことになりましたね。
カウンセリングの結果は……良かった〜!
今のところ、精神への干渉はないみたい
(なまえ)
あなた
…………
コーネリアス理事長
コーネリアス理事長
こほん。
え〜、大変申し上げにくいことなのですが……あなたは一年後、『呪い』によって、死んでしまうんです

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