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第6話

FIVE
544
2025/06/30 10:56 更新






















なおきりというホストに素で話して早数分……


先程までならどこのホストと変わらない一般的なホスト店なのだが……





あなた
こっ、これが……メニュー、なのか…?


nk🌷
はい。当店では他のホスト店とは少し違うオリジナルメニューとなっております


あなた
お、オリジナル……な、なるほど……





あなたがここまで動揺するのも無理は無い。


何故なら、メニューにはワインや料理だけではなく、好きなホスト同士のCPや指名したホストと希望するPLAYなどなど……


とにかく、メニューに書かれているものはあなたのような年頃の人間には過激な内容だった。





あなた
あ、あの、これはどういう…?


nk🌷
…?
nk🌷
あっ、もしかして姫、当店の内容一切見ず・・・・に…?


あなた
見てないな……あっ、そう言えば話していなかったな
あなた
実は……





あなたはここに来た理由をなおきりに話す。


話を聞き終えたなおきりの顔は目を見開いており、心底驚いたような表情だった。





nk🌷
な、なんと……まさかそんな理由が……
nk🌷
つまり、ここに来たのはホスト僕たちを指名するためではなく、匿ってほしかったから……ですか?


あなた
その通りだ。大人の雰囲気で戸惑って訳が言えなくて……申し訳なかった。逃げるためにホスト店に行くなんて、おかしな話だよな……


nk🌷
そんな顔をしないでください、姫。
こちらこそ姫の気を知らず話を進めてしまい申し訳ありませんでした


あなた
なおきりさんが謝ることじゃない…!
私の我儘に付き合ってもらっているんだから……


nk🌷
いいえ、我儘などではありません。
先程も申し上げましたが、姫に最高のひとときを送るのが僕たちの役目……と
nk🌷
貴女がこの店に入った瞬間、僕たちは貴女をもてなす義務がある。どうか、そんな背負わないでください


あなた
なおきりさん……


nk🌷
それに僕としては、その女子生徒たちに感謝したいぐらいですよ


あなた
えっ?


nk🌷
女子生徒たちが貴女を追いかけなければ貴女はここに来なかったし、僕は貴女と出会わなかった
nk🌷
この仕事をして少ししか経ちませんが、貴女のような美しい女性に出会えてとても嬉しい気持ちです





なおきりはあなたの手をとり、ジッと瞳を見つめる。





あなた
な、な……





あなたはなおきりの言動に動揺し、顔を耳まで赤らめる。





nk🌷
ふふ、姫は可愛らしいですね





なおきりの表情は、イタズラっ子のような笑みを浮かべていた。




















__________
_____
_















nk🌷
匿ってもらうという理由でここに来たのなら、本日はこのメニューをオススメする訳にはいきませんね……それに姫は未成年ですし





" 気持ちが舞い上がっていたからか、つい未成年の方に…… "


なおきりはブツブツとしょんぼりした表情でメニューをさげる。





あなた
(な、なんか凄く申し訳ない……)
あなた
(匿ってもらう為に店に入ったと言っても
 何か一つは注文しないと失礼だし……
 未成年でも大丈夫なものを頼もう)
あなた
あっ、あの……オレンジジュースだとか、ありますか…?喉乾いちゃって……


nk🌷
え?えぇ、ありますけど……
nk🌷
なぜ敬語に…?


あなた
え、あ、ごめんなさい。慌てて言ったから無意識に敬語になってしまった
あなた
やはり年上に敬語じゃないと言うのは違和感で……


nk🌷
ふふ、そうでしたか
nk🌷
僕から言っておいて何ですが、無理はしないで下さいね。素が見たいと言ってもリラックスしていただきたいですから。そう堅くならずに


あなた
わ、わかった……


nk🌷
それで、オレンジジュースでよろしいのですか?他にも炭酸などありますが……


あなた
ありがとう、でもオレンジジュースで大丈夫だ


nk🌷
畏まりました










数分後……





コンコン





???
失礼します





ガチャッ、とオレンジジュースを片手に部屋に入ってきたのはオレンジ髪が特徴な男性。





???
お待たせしました、オレンジジュースでございます


あなた
ありがとうございます


nk🌷
ありがと~、えとさん


et🍊
いえいえ


あなた
えとさん…?


nk🌷
はい、彼女はNo.11のえとさん。
性別は女性でこのように男装して姫をお迎えしているんです


et🍊
初めまして、まさかこんな可愛らしい姫がお帰りになられているなんて思いませんでした





ペコ、と丁寧なお辞儀をするえとはまさに紳士のようだった。





あなた
あ、ありがとうございます……
あなた
えとさんも凄く綺麗ですね。その凜とした笑顔、思わず見惚れちゃいます


nk🌷
おや……


et🍊
んふふ、まさか姫に褒めていただけるなんて光栄です
et🍊
あの、もし姫がよろしければ……





えとは片膝をつき、あなたの手をとる。





et🍊
私を、ご指名していただけませんか?


あなた
……えっ?


et🍊
貴女のような魅力的な方ともっとお近づきになりたい。駄目、でしょうか…?


あなた
え、えっと……





キラキラ、と周りに光が見えるような顔であなたに言うえと。



あなたはそんな彼女、いや彼に思わず顔を赤らめる。





nk🌷
はいはいはーいちょっとストーップ!


あなた
っえ…、?


et🍊
ちょっ、なおきりさん…!





なおきりは2人の間に無理矢理割り込み、二人の空間を断ち切った。





nk🌷
もう、えとさんったら" 僕の姫 "に色仕掛けは良してくださいよ!彼女は僕を指名して下さったんですから!


et🍊
わざわざ僕のって強調しなくていいわ!
et🍊
ていうか、なおきりさんの事だし姫が自分を選ぶように上手く誘導しただけじゃないの〜?


nk🌷
ち、違いますよ…!ねっ、あなたさん!!


あなた
えっ?あ、そうですね……最初に出迎えてくれたのがなおきりさんだったのでなおきりさんを指名させていただきました


nk🌷
ほら!!


あなた
(なおきりさん、落ち着いてる人だと思っ
 てたけど子供というか、明るいところも
 あるんだな)


et🍊
ふ〜ん?まぁ、姫が私を選んでくれれば関係ないことだけどね♡


nk🌷
えぇ!?それはあんまりですよ〜!!
nk🌷
何で皆僕の姫を横取りしようとするんだぁ〜!


et🍊
なおきりさんだけの姫じゃないでしょ。
てかなおきりさんも人の事言えないからね?
et🍊
前にじゃっぴの姫横取りしたでしょ


nk🌷
え〜?なんの事やら〜


et🍊
はぁ、都合のいい男……


あなた
ふふふっ


nk🌷
? 姫、いかがいたしました?


et🍊
あっ、も、申し訳ございません。姫がいるのに醜い言い合いをしてしまって……


あなた
いえいえ、醜いだなんてそんな事思ってませんよ。むしろ逆です
あなた
ここのホストの皆さんは仲が良くて、とても微笑ましいです。聞いているコチラも何だか楽しい気持ちになります













お久しぶりです…!



何故か急激に書きたくなったので書いてみました…!



このように気まぐれで更新することがある……かなと思いますので宜しくお願いします!



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