『いいですとも!!』
『シゲおじいさんは目が見えていないんでしたよね?』
『出来ましたわ!』
『…〜ボタンの部分を点字に変え〜……』
正直、勝己には今の言葉でだいたい予想つくと思う
私がやおももと帰ってきた時入口付近にいたし
無意識に手を伸ばしたのも見られたと思う
けど緑谷くんが言ってくれた言葉で少し気持ちが軽くなった気がした
それは「今だけ」だから
____そう言うと勝己は呆れたように笑った
__翌日__
シゲじいさんに渡した機械の調子はどうかと思って、ヤオモモと一緒に聞きに行った
小さな手でコスチュームの裾を引っ張って来たのは昨日の男の子だったコスチュームについて→14話
ヤオモモが帰るのを見送ってから昨日の男の子と同じ目線になるように座った
多分勝己のことだから事務所にいるんだろう…
(仕事をせずに)
活真くんが持っているカバンのヒーローバッチが目にとまった
そう言いながらかけて来た女の子は昨日の騒動の原因の子だった
10歳くらいの口からは予想外な回答すぎて
少し間を開けてしまった
_______________(((ッブァァァァァンッ!!!!)))________
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。