とりあえず、こっちゃんに報告しよ!!
まさか、いくらあっちゃんに会いたいからって一緒に行ってくれるとは思わなかった。いつもは絶対うなづいてくれないのに……
ほんと色々な面でコムドットには感謝しかないな。こっちゃんの部活してる姿も見られるし!!
ま「そんなににやけちゃってどうした。
コタ君から何か送られてきた?」
「見てみて!!今度一緒に出かけられるの!!
しかも大会見に行っていいって!!」
ま「良かったらじゃん!!それって私も行っても
いいのかなぁ?」
「いいんじゃない?一緒に行こッ!!」
ま「それにしても、相変わらず弟大好きだよ
ね。まぁそんなけ可愛い弟がいればそうな
るのか?」
「昔から言ってるけど、多分他の人がみても
可愛いとはならないとは思ってる。」
ま「確かにコタ君、背は高いし顔もどっちかと
いえば硬派な感じだもんね。でも私から見
てもぬいぐるみが好きなとことか可愛いと
思うよ。」
「こっちゃんは仲良くなると可愛さがわかる
タイプの子だもん!!」
ほんとまおちゃんは私の弟の話をちゃんと聞いてくれるから好き!!大体の人は"ブラコンか"て感じで聞き流すだけなのに……そういうところがなんかお姉ちゃんって感じでいいんだよね。
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あの後ギリギリまでショッピングしてたから、帰って来るの結構遅くなっちゃった。
ま「じゃあね!!また誘って!」
「うん!!バイバイ~まおちゃんも何かあったら
誘ってね〜」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!