今日は、私が樹を迎えに行きますー
ピンポーン
出て来ません…
合鍵で入りますー
やっぱり寝てましたー笑
私は自分でコーヒーを入れて、
樹を待つー
樹はすぐに用意を済ませて…
そんなときに、私の電話が鳴って…
私はあっさり電話を切ったー
私の車で私の運転で出発ー
何軒か神社や寺を回って…
お寿司屋さんに行きましたー
私はお兄ちゃんに電話をしてるー
電話を切って、席に戻るー
ここから1時間ぐらいドライブしますー
コンビニに寄って…
コンビニで買ったアイスを車の中で食べるー
樹のアイスを一口もらったー
アイスを食べ終わって…
私は車を走らせて、途中で花屋さんに寄ったー
花束を持って車内に戻ってくるー
花屋から少し話すと目的地に着いたー
そこは、私のお母さんのお墓だったー
樹と共に、お母さんのお墓の前まで行くー
樹は何も言わず、ただ付いてきてくれて、
一緒にお墓の掃除をしてくれたー
樹は手を合わせているー
レモンケーキを供えるー
私も手を合わせるー
俯く私を見た樹は、後ろから抱きしめてくれたー
私と樹は、近くの海に行って、浜辺に腰かけたー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。