彼が魔力測定器から手を離すと
綺麗に輝く光は無くなった
情報量が多い…
女神の祝福を受けているだけでこんなにも
この世界で優れた人間として認められるなんて
嬉しいけど、
牧師さんが言うように
どんな扱いをされるのかが不安だ
駄々をこねる子供みたいだな
そういえばこの人何歳なんだろ
てか、俺この人たちの名前も知らない!
もう、ずっと一緒にいるのに
と、シエルが俺の顔を見る
もう、シエルと目を合わせても大丈夫だ
結構小さな声で話してたのに
地獄耳だな…
確かに、
それは俺もびっくり
俺はこれでも身長160cmで、ちょっと小さいかもだけど
あおばは180?いや190くらいありそう…
フェクターが俺をずっと見ている
そんなに見ないで欲しいな…
俺が小さいのもわかるけどさ
あ、
シエルは行かないのかな
俺もしては結構興味あったんだけど
でも、シエルが行かないなら…
シエルは頭をかいて
い、いいのかな
でも、シエルがいやなら…
あぁ
またこの目だ
俺、シエルをまた困らせてる…
俺、……俺……















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!