🕊 ͗ ͗ チュン チュン
小鳥の声で目が覚め、
小窓のカーテンを勢いよくめくると朝日の光が優
しく差し込んできた。
私はベッドから起き上がると早々と準備を終えて
いった。
( あなたってば大人しく見えるのにご飯には目がないのね 笑 )
ハーマイオニーと大広間に着くと入口にロンがいた。
ロンはハーマイオニーに手を差し出した。
大広間に入ると蜂蜜の甘い香りが漂ってきた。
席に着くと私は気持ちを抑えきれず目の前にある
パンケーキに切込みを入れ始めた。
そしてロンと一緒に1口。
何時も食事では中々笑顔を見せない
ハーマイオニ ーでさえ少し表情が緩んでしまう程
の美味しさだった。
👧🏻〈 え、あれってハリー? めっちゃ久しぶりに見た気がする 笑
👦🏼〈 うわ、ほんとだ ハリー最近全然見てなかったから心配だったんだよね ~
私達がパンケーキに夢中になっていると周囲はそ
んな声で溢れ始めた。
段々“ハリー”という言葉が多く飛びあっている
時、1人の男子生徒が話し始めた瞬間
👱🏼〈 ハリーって___が___だから、___
辺りは静まり返った後、こそこそした話し声に変
わった。
私は耳鳴りと、頭痛がどんどん酷くなっていくの
が分かった。
ハーマイオニーはあなたの体調の変化に気が付
いたようで、あなたの体を揺さぶった。
だけど、彼等の声は遠ざかって行く一方で、次第
には聞こえなくなった。
皆さん、お久しぶりです🫶🏻✧︎
更新が止まっていたにも関わらず、ここまで待っててくれた皆さん、本当にありがとうございます( т т )
さぁ、ハリーのお話が飛び交う時、あなたちゃんは意識がなくなっちゃった見たいです … 。
理由は … 勘のいい皆さんなら分かりますか ? 🐾🤍
なんちゃって、冗談です 笑
𝐍𝐞𝐱𝐭
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!