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数日後 , 加賀美さんから連絡が来て ,
前の場所へと足を運んだ
少し高めのビル , 威圧感のある
スーツの大人達が横を通る度ににおう
嫌な臭い 。
ビルの自動ドアを潜ると
派手髪スーツの男と剣持さんが居た 。
前言っていた “ 伽藍堂ホスト ” とやらは
きっとこの人だろう 。
そう差し出された名刺を眺めながら思う 。
エレベーターまで歩き , ボタンを押し
1階まで来るのを待つ 。
そんな話をしながら
エレベーターの中へ足を運び
地下へと向かう 。
B4 と表示された階数で止まる 。
エレベーターの扉が開くと
前に来た薄暗い廊下が見えた 。
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重圧な扉を開けた先で
前の謎の少年 , 星導が小さな本を持って
話しかけてきた 。
低い声が聞こえると
寝床らしき場所にある布がもぞもぞと動き出す
「寝起きで頭回ってねぇんだわ」
なんて話す彼 , 初対面の時が幻のようだ
部屋から出ると 先程の2人が
待ち構えていた 。
あからさまに 怯える小柳 。
私の袖を掴んで カタカタと震えている 。
そう聞くと
本当に奴隷をかうんだ と実感が湧く 。
しかし , 精算された金額は
想像よりも安く ,
「言うことを聞かない奴隷なんて要らない
と仰っていましたよ 。」
なんて聞くと 少しゾッとしてしまう 。
それを聞いたであろう , 後ろの2人もビクつく
ヘラヘラと笑う 不破さんを横目に
言われた金額を支払う 。
日光に照らされる外を
キラキラした眼差しで見つめる星導 。
小柳は少し嫌そうだが ,
「久しぶりだな」なんて返していて ,
今にも外へ飛び出しそうな2人だった 。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!