前の話
一覧へ
次の話

第1話

1話 暗い顔する君
558
2022/07/18 07:00 更新
喫茶店


僕は起きる。時刻は八時頃だった。
いつも通り身支度を済ませる。
いつも僕達は喫茶店を開くので、朝から忙しかった。
そして、最近はさらに忙しい。
僕の起きる時間が前よりも遅いからでもある。
だが、一番の理由は…
紅葉
紅葉
おはよう…キラ…
キラ
キラ
いつも明るくて笑っている彼が、心が無く自分から動こうとしなくなったからだ。
何故こんなことになったかを思い出す。
_________________________________________________
紅魔館付近
僕達は異変を起こした黒幕と戦っていた。
そして、黒幕は自分の命を代償にして、強い力を手に入れた。
魔理沙
魔理沙
スペルカード発動!
魔理沙
魔理沙
恋符「マスタースパーク」
黒幕
おいおい、そんな攻撃当たらないぞ?
霊夢
霊夢
攻撃が全て避けられる…
攻撃は当たらないし、相手の威力は桁違いだった。
みんなも限界が近づいていた。
もう無理と諦めると…
黒幕
アガァ!?
突如黒幕は血を吐く。
黒幕
ハァ…ハァ…
だが黒幕も限界が来ていたみたいで、地面に倒れる。
そして、淡い光が黒幕から出ていた。
こいつは死ぬんだなとわかった。
黒幕
くっ…まだ死ぬわけには…
霊夢
霊夢
自業自得としか言えないわね。そんな身体能力を上げたら身体が持たないわ
黒幕
だったら…道連れにしてやる
そして、黒幕は手から紫色の光を僕目掛けて飛ばす。
光は速く、もう目の前まで来ていた。
やばいと思った瞬間…
僕の背中は押される。
僕は倒れながら後ろを振り返ると…
笑っていたキラの姿があった。
紅葉
紅葉
キラ!
僕は地面に身体が着くと、即座にキラの方に寄る。
紅葉
紅葉
キラ!起きて!キラ!
ザキ
ザキ
息はしてるか…?
紅葉
紅葉
何とか…
目立った外傷はない。しかし、意識がない。
霊夢
霊夢
急いで紅魔館に行きましょう!
僕達は紅魔館へ戻る。
_________________________________________________
紅魔館
ひとまずパチュリーが回復魔法をかけてくれた。
しかし、キラはその日には目覚めなかった。
でも、息はしているので外傷が理由ではない。
黒幕が放った光が原因だろう。
僕は罪悪感が襲ってきた。僕のせいでキラは今目覚めていないのだから。
紅葉
紅葉
ごめんね…キラ…
僕はそう言葉を零し、部屋を出る。
_________________________________________________
翌日
僕は朝起きるとすぐキラの部屋に向かう。
紅葉
紅葉
キラ?
僕はキラの名前を呼んでノックする。
しかし、返事は返ってこなかった。
まだ寝ているのだろうか。
そう思っていると…
ザキ
ザキ
お前もキラの様子を見に来たのか?
紅葉
紅葉
あ…うん…
ザキ
ザキ
で…どうして扉の前で立っているんだ?
紅葉
紅葉
いや、呼んでも返事が来ないから、寝てるのかなって…
ザキ
ザキ
そうか…キラ開けるぞ
紅葉
紅葉
えっ!開けちゃうの?
ザキ
ザキ
どうせもう起きる時間だ
そして、ザキは扉を開けるとキラはベッドで起きていた。
何故返事を返さなかったのか疑問に思ったが、すぐにキラの方による。
紅葉
紅葉
よかった。目覚めて…
僕は泣きながらキラに呼びかける。
しかし、キラから返事が返って来ない。
いつもならキラは僕に何か言ってくるはずだ。
なのに全く言葉を話さない。
紅葉
紅葉
キラ?
僕はもう一度呼ぶが反応しない。
ザキ
ザキ
おいキラ…何か返事しろよ…
ザキはキラの顔を見る。
すると…
ザキ
ザキ
おい…キラ…どうしたお前…
ザキは驚きながら言うので、僕も顔を見る。
キラ
キラ
キラの目には光がなく、暗い顔をしていた。
紅葉
紅葉
ねぇキラ!どうしたの?
肩をさすっても反応がない。
一体何があったのかはわかる。
昨日の黒幕が放った光だろう。
つまり…
紅葉
紅葉
僕のせいで…
ザキ
ザキ
キラは自らやったことだ。責める必要はない
ザキ
ザキ
俺達が反応出来なかった方に責任があるさ…
そして、みんなを呼び状況を説明する。
霊夢
霊夢
つまりキラは今ずっとボーッとしてる感じなのね…
紅葉
紅葉
うん…
霊夢
霊夢
とりあえず様子見としか言えないわね
僕達には今のところどうすることもできなかった。
_________________________________________________
喫茶店
あれから数週間経った今あまり変化は無い。
だが、キラを呼ぶと僅かに反応してくれるので、進展はある。
そんな暗い顔しないで…お願いだから…
また一緒に笑いたいよ…
_________________________________________________
シン
シン
どうも〜
シン
シン
こちらの大会に参加させていただきます
シン
シン
今回はその作品です
シン
シン
ぜひみなさんも参加してみてください!

プリ小説オーディオドラマ