喫茶店
僕は起きる。時刻は八時頃だった。
いつも通り身支度を済ませる。
いつも僕達は喫茶店を開くので、朝から忙しかった。
そして、最近はさらに忙しい。
僕の起きる時間が前よりも遅いからでもある。
だが、一番の理由は…
いつも明るくて笑っている彼が、心が無く自分から動こうとしなくなったからだ。
何故こんなことになったかを思い出す。
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紅魔館付近
僕達は異変を起こした黒幕と戦っていた。
そして、黒幕は自分の命を代償にして、強い力を手に入れた。
攻撃は当たらないし、相手の威力は桁違いだった。
みんなも限界が近づいていた。
もう無理と諦めると…
突如黒幕は血を吐く。
だが黒幕も限界が来ていたみたいで、地面に倒れる。
そして、淡い光が黒幕から出ていた。
こいつは死ぬんだなとわかった。
そして、黒幕は手から紫色の光を僕目掛けて飛ばす。
光は速く、もう目の前まで来ていた。
やばいと思った瞬間…
僕の背中は押される。
僕は倒れながら後ろを振り返ると…
笑っていたキラの姿があった。
僕は地面に身体が着くと、即座にキラの方に寄る。
目立った外傷はない。しかし、意識がない。
僕達は紅魔館へ戻る。
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紅魔館
ひとまずパチュリーが回復魔法をかけてくれた。
しかし、キラはその日には目覚めなかった。
でも、息はしているので外傷が理由ではない。
黒幕が放った光が原因だろう。
僕は罪悪感が襲ってきた。僕のせいでキラは今目覚めていないのだから。
僕はそう言葉を零し、部屋を出る。
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翌日
僕は朝起きるとすぐキラの部屋に向かう。
僕はキラの名前を呼んでノックする。
しかし、返事は返ってこなかった。
まだ寝ているのだろうか。
そう思っていると…
そして、ザキは扉を開けるとキラはベッドで起きていた。
何故返事を返さなかったのか疑問に思ったが、すぐにキラの方による。
僕は泣きながらキラに呼びかける。
しかし、キラから返事が返って来ない。
いつもならキラは僕に何か言ってくるはずだ。
なのに全く言葉を話さない。
僕はもう一度呼ぶが反応しない。
ザキはキラの顔を見る。
すると…
ザキは驚きながら言うので、僕も顔を見る。
キラの目には光がなく、暗い顔をしていた。
肩をさすっても反応がない。
一体何があったのかはわかる。
昨日の黒幕が放った光だろう。
つまり…
そして、みんなを呼び状況を説明する。
僕達には今のところどうすることもできなかった。
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喫茶店
あれから数週間経った今あまり変化は無い。
だが、キラを呼ぶと僅かに反応してくれるので、進展はある。
そんな暗い顔しないで…お願いだから…
また一緒に笑いたいよ…
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。