第6話

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2025/12/09 14:37 更新

  筆談表記 ... 【   】
  手話表記 ... 『   』

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  inm side



  気づいた時には、もう手を動かしてた


 inm
 【汐瀬さんも、見に来る?】 



  そう問うと、彼女は少し考えるような
  仕草をしてから、またペンを走らせた


  この時オレが音楽を" 見に来る? "と
  書いたのはきっと、無意識だったはず


you
 …【いいの?】 
you
 【わたし、耳聞こえないけど】 



  ……そういえば、そうじゃん


  耳聞こえない人に音楽見させようとか、
  オレ何考えてたんだ

  配慮が足りてなかった、かな


 inm
 【ごめん!】 
 inm
 【耳聞こえないのすっかり忘れてた】 


  でも、そんな思いとは裏腹に、
  そんな事を書きながらも彼女は
  嬉しそうに目を輝かせていた


you
 …んふ 笑 
 inm
 …え、笑った!? 



  柔らかい笑みがふ、と溢れる、
  というのはこのことを指すんだろうか

  何気に彼女の自然な笑顔を見たのは
  これがはじめてかもしれない


 inm
 【汐瀬さんってそんな風に笑うんだ】 
 inm
 【笑った方が絶対いいよ!】 
you
 【え、笑ってました?】 
 inm
 【うん】! 



  ずっとにこにこしてるんだけど、
  元々そんな顔だから笑ってないっていうか…

  " 笑み " と " 笑い " かな、多分


  まあでもともかく、
  彼女が少しでも音楽に興味を
  持ってくれてるなら良かった

  今はただ彼女に、オレ達の音楽を
  見せたい


 inm
 【それじゃあもう行こうか?】 
 inm
 【バンド仲間も待ってるし】 
you
 【伊波さんバンド組んでるんだ、凄い】 
 inm
 【でしょ】 
you
 【自画自賛?】 
 inm
 【だってほんとの事だもん】 



  いつのまにか、
  彼女と会話をする事が楽しくなっていた

  初めの頃に抱いてた悪評による印象は、
  目の前の純粋な彼女を見てると
  多分間違ってる噂だと思う


  …にしても、
  苗字にさん付けって距離あるな

  後で名前呼びにしてもらお










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  やっぱひまちゃんなんだよ(語彙力消失)
  設定とか夢主ちゃんが声出ないところとか
  諸々この小説と似通った部分もありつつ、
  やっぱり構成と文章力にひまちゃんらしさが滲み出てる
  凄く素敵な作品です !
  あんま説明するとネタバレになっちゃうから
  気になる方はぜひリンク先飛んでみて下さい !
  この小説読んでる方は絶対好きなはず… !!


  ひまちゃん交換宣伝のお誘いありがとう ♩♡

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