結局あれから体調は治らず、
お母さんに伝えるのもなんだか甘えてるみたいで嫌で
ずっと家の物でどうにかしてきた
冷蔵庫を開けるともう何も無い
これは、買いに行かなきゃいけないやつだ
近くのスーパーに向かって、
スポーツドリンクとその他もろもろをカゴに入れる
高校卒業以来だろうか
ちょっと面倒くさくなってきたから帰ろうとすると
がくっと足から力が抜ける
私を支えてくれた隼人に素直に感謝する
お会計を終えて家まで二人で帰る
こうしていると、付き合っていたあの頃を思い出してしまう
家の前に着くと急に気が抜けて
少しクラクラして倒れそうになってしまう
私を支えながら家に入ってくれる隼人
そこから、素直に寝てしまって
何があったか全くわからなかった













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!