話を聞きメモをとり
証拠となる写真をかき集め
より信憑性の高い記事を書く
それが僕の仕事だ
基本的に何かを暴くそんな
記事を得意としていた僕は
過去に晒した記事のせいで人の人生を
狂わしたことがあった
それがちょっとトラウマで最近は
平和ボケしたような記事ばっかり書いてた
そしたら、この前注意を受けた
こんなつまらない記事を書くな
前みたいな記事をかけ って
注意を受けた日からちょこちょこ
上司に声をかけられる
話すことと言えば
あの事件行ったらどうだこの事件行ったらどうだ
ぐらいだろう
上司はなんとしてでも
僕に前のような記事を書いて欲しいらしい
評判いい
影響力があるということは
それだけの責任があるということ
それを僕はようやく知った
HOTELPETRICHOR
社内は最近、この話題で持ち切りだ
謎が分かれば怖くないだろ
結構いいホテルっぽいから楽しんで来いよ
と上司は僕の肩を叩いてどこか行ってしまった
数日後、そこへの行き方と
泊まるためのホテル代、今わかる分だけの
情報を貰った
どうやら本当に行かないと行けないらしい
確かにもうあんなことにはなりたくないが
そのホテルが気になっている自分もいた
だから僕は意を決して行くことにした
目の前にそびえ立つホテルは
青を貴重としていて
傍には綺麗な紫陽花が咲いていた
僕はホテルに入りチェックインを済ました
人が消えるだなんて
思いもできないほどの綺麗さだった
が、確かに人が少ないように思えた
いや、少ない所ではない
ほぼ、いない....
確かにどこか不気味ではある
僕はこのHOTELPETRICHORの真実を
暴くため、すぐ動き出した
こんなもんか....
そろそろ寝ようと思って
318号室の鍵を持って自室に戻った
大きな雷の音で目が覚めた
そういえばここは空がなく街だったな
体を起こして目をさする
ふかふかのベットに寝た割には
体のあちこち痛い
ガシャン
何故か僕は鎖に繋がれていた
記者の過去編... 𝐹𝑖𝑛.











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。