朝一番に目覚めたあなたの下の名前は
大きい声で名前を呼んだ
おそらくご近所の方々が目覚めるくらい大きい声だと思う
そしてこの反応である
流石祖国様慣れてらっしゃる
元気な二人とは対照的に
椿様は寝起きらしく
目を擦っている
もう少し寝たそうだしかし菊様は「助かります!」と言って
二度寝させないように聞こえる言い方で返した
あなたの下の名前はその間着替えと自分ができる範囲の手伝いをした
まず、洗濯とお風呂掃除、それにできるだけ廊下を掃除したりなど
あらゆる家事をやった
ひょいと出てきた私に飛びつこうとしたが
黒い軍服にスッ…っとあなたの下の名前が
私は幽霊なので見事あなたの下の名前は縁側から
太陽の光がテラテラと当たる地面に転がり落ちた
大人にとっては大したことのない高さだが
子供からしたら少し高かったらしく
落ちる時でかい悲鳴をあげていた
まぁ当然
その悲鳴で人が来るという惨劇……
いくら私が見えないからと言って
もし見えたら
腰を抜かすだろう
あ、まだ菊様なら……
。。。
赤い生地に様々な花々が散りばめられた
袖から一つの手が伸びてくる
きっとおばあちゃんが綺麗な着物に着替えたのかな?
と思う
しかし
伸びてきた手を取り
立ち上がると
驚いた顔のおばあちゃんが
しかも服は軍服のまま……
ヘッ
祖国は「そうですか…」とぽつりと言葉を零した
心配掛けたのが分かったのかあなたの下の名前は
「なにか手伝う事ある?」
といつものトーンで
話しかけた
8月前には完結するかなぁって思ってたのにすみません
このまま一年経ちそうね
そして桜さんの事いつ祖国たちに話そう…







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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!