今日はソウルでLIVEをする日
私のLIVEは基本的には
自分の曲やファンから事前に質問しておいた
やって欲しい曲を披露する
私は歌っている中観客の中の1部に知り合いがいた
ステージからファンの居る柵の前に行く
周りからは手を伸ばされて私に触れようとする
人が多くいるが
私はミンギュの隣にいる小さな男の子が
周りにもみくちゃにされてるのを見て
男の子に手を伸ばした
私はステージに戻り
次の曲に映る
僕らの歩んだ道 辿り着いた場所
君と手を繋いで 歩んできた時間
今ここに立って 感謝の気持ち
伝えられるならば 君に伝えたい
遠回りしたり 道に迷ったり
雨に濡れたり 風に吹かれたり
でも君がいたから 乗り越えられた
ここまで連れてきてくれてありがとう
ふと振り返れば 遠く過ぎ去った景色
思い出すたびに 胸が熱くなる
君と過ごした日々が 宝物のように
いつまでも 忘れることはない
未来に向かって 歩み出す僕たち
出会った奇跡を 胸に抱きしめて
これからもずっと 笑顔でいられるように
ここまで連れてきてくれてありがとう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。