『 ありがとうございましたー!! 』
練習試合も終わって時間は14:30
外もカンカン照りでこれはアイスを食べるしかないと
優斗に連絡をしてみる
『 あ、もしもしー?いまなにしてんのー? 』
髙橋「 暇してるー、どうしたー? 」
『 アイス食べに行かない? 』
髙橋「 どこに 」
『 んー、セブンかファミマか 』
髙橋「 コンビニかいっ!今どこいるの? 」
『 学校学校、部活終わったとこー 』
髙橋「 あーじゃあ行くわ、ちょっと待ってて 」
『 はーい 』
よーし、今ってコンビニ限定アイスとかあるのかな
なんて思ってインスタを見てみる
『 よし決めた、今日はチョコの気分! 』
ちょうど20分くらいして、優斗から着いたってLINE
『 ずいぶん早かったねー! 』
髙橋「 こんな暑い中、ゆっくり来てたら死ぬ! 」
『 ファミマまで後ろ乗せて!』
髙橋「 えー俺捕まりたくないよー 」
『 大丈夫だから!はい!しゅっぱーつ! 』
髙橋「 今日朝から部活だったの? 」
『 そー、練習試合だったー 』
髙橋「 なるほどね 」
『 あ!今日作間くんに会ったんだよ! 』
髙橋「 えっ!?なんで!? 」
『 途中、裏で休んでたらいたの!笑 』
髙橋「 何してんだあいつ笑笑 」
『 作間くん面白かったー! 』
髙橋「 てか、作間と話すんだ! 」
『 うん!この間からちょくちょくー 』
髙橋「 へー珍しい 」
『 友達だと思われてるのかな、だったらいいなー 』
髙橋「 いやいや、思ってるでしょ 笑 」
『 そうだといいなー 』
優斗には早く言いたいな
作間くんの事が好きなんだって
でもまだ、もう少し勇気が出たら言うね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。