タッタッタッ
もう学校…行くことないんだよな…
用事…
私が小学生の時…
歌教室
最初に凄い宣言をしてきたのがこの教室の頂点らしい、咲智ちゃん。
周りに挨拶しながら聞いていくと、何かと頂点だから〜どうのこうの〜で我儘を言っているらしい。
そんな自己紹介が終わった翌日
…そして…
というか言い忘れたんですけど、ここの歌教室は月に1回テストがあってカラオケシステムで点数をはかるみたいです。
結構本格的らしいですよ?
点数90点!
※現実とは関係ありません。
パチパチパチパチ
点数97.981点!
そう、何故か知らないが…私は歌教室で高得点を叩き出したんだ。
それを、帰ってお母さんに伝えると…
そんな子どもの私には嬉しい言葉が返ってきた。
"大好きなお母さんの為に歌手になりたい!"
そう誓った日…
だが、そんな誓いはすぐに壊れていくのに私はまだ気付いていなかった…
嬉しい事があっての次の日…
私はきっかけはどうであれ友達が沢山できた
その時は本当に幸せの絶頂でもう離れたくなかった…
でも、そんな幸せはすぐ崩れ去ってしまったんだ…
そして数週間後
ザワザワザワザワ
そこからの私は見違えるように暗くなりお母さんにも先生にも理由を言うことなく、歌教室を辞めた。
お母さんも先生も惜しんだけど、私はそんなの関係なかった…
もう、いきたくない。
フラッ
最初は普通、人間なんて嫌いだと思ってた…でも
この人となら自分を好きになれそう…
お母さん、もう心配しなくてもいいよ。もうこんなことはしないから。絶対に…
自分の個性をアイデンティティを感じてこの思いを誰もしらない先に手を伸ばして生きていきます。
物語の先に思いを馳せて…
2071/08/15 スレガンの素敵な物語
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ガンマスさんが自殺をする前にレイマリさんが普通を教えてくれました。私が見た時は感動しましたよ〜。まるで物語のようで…じゃなかった。とりあえずおめでとう!あと3組か…私の体持つかな…
あれから何年経ったのだろうか…
でもまだ年月にピリオドがつくのは先…
さぁ…未来に…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。