第7話

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2026/01/24 11:11 更新
















無事砂の中という今後人生で経験することのなさそうな場所から引っ張りだして貰い。

いつの間にか夕方近くになり、砂浜に人が減ってきた頃。

俺たちは砂浜に座り太陽が沈むのを眺めていた

あなた
…エモくね。
剣持
…まぁ…エモいかも
あなた
学校行ってる内にやりたかったんだよな~!
あなた
友達と海に沈んでく太陽見るの!
剣持
別に学生じゃなくても良くないか?
あなた
いやいや青春でしょ
あなた
あ、そっか刀也はずっと青春か
剣持
なんかその言い方やだな
剣持
間違ってはないけど
剣持
……まぁ…家からも近いですし、今まで何回みて来たかは分かりませんよ
あなた
確かに、海近いと見慣れるよな。
あなた
俺元は海遠いとこ住んでたし海見るのは久しぶり。
剣持
へぇ…いつぐらいにこっちに?
あなた
んー…2年とか?しらんけどw
剣持
…前から気になってたけど、親とかって…。言いたくないならいいんですけど
あなた
別に言いたくないとかではないよ?w
あなた
まー人によっちゃ重い話かも。

夕日が更に沈み周りがオレンジ色一色になる。

思い馳せるように砂浜に寝っ転がり空を見上げると剣持も同じように空を見上げた
あなた
なんだろ…簡単に言ったら~…離婚?
あなた
俺が産まれる前からあんま仲良くなかったみたいだったけど
父と母を表現するように両手の人差し指を出して動かす
あなた
俺が産まれてからもっと2人の溝が深くなったっぽくて
あなた
2歳頃にはもう離れ離れ。
あなた
ふつー離婚後で母親に親権…?的なの渡るじゃん
あなた
でも拒否られたらしーわ笑、父親も同様。

剣持は相打ちもせず俺の話を聞いている
あなた
ま、別に俺も2人の顔なんて覚えてねーしどうでもいいんだけど。
あなた
孤児院の人達くそ優しかったし
あなた
俺にとっては嬉しかったかもw

滲んだように綺麗な空に手を伸ばす
あなた
それに、剣持とも会えたし
あなた
うわ、まって、変なこと言った。
剣持
僕と会えて嬉しかったんだ
剣持
へー
あなた
忘れろ!!今のぉ!!忘れるんだ!!
剣持
「それに、剣持とも会えたし…キランッ
あなた
ゔわぁぁぁ…もぉ…お前やだ…
あなた
絶対一生擦られる…
剣持
ww…まぁそんなこと思ってくれてたんだって思うと嬉しいですよ
あなた
……聞いたからには一生俺に付き合ってくれよな
剣持
んは、任せろ


太陽は半分以上沈みきった。

ジメジメとした暑い夏の日の事だった。

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