第4話

♡ _ kyng . 双子の誕生日会
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2026/06/14 01:36 更新









       俺は昔からよくイジメられていた  。


冷たいとか 、先生に可愛がられてるとか 、

気持ち悪いとか 、殆ど言いがかりみたいな理由で 。

それで色々と意地悪された 。


教科書や机に落書きされるのは別にいいけど 、

上靴とか筆箱を隠されるのは正直 、困った 。

俺は盲目だからだ 。

赤ちゃんの頃から盲目で 、

今まで景色や家族まで見た事が無かった 。


けど 、俺もやられっぱなしというわけじゃない 。

しっかりと仕返しはする 。


俺は人よりも耳が良いらしい 。

で 、教室の端に居ても 、

全員の話していることを聞き取れる 。


だから悪口とか 、誰が誰を好きとかっていう話を

聞き取って 、本人にバラしたりして 、

友人関係を壊すなんてこともやってた 。




@ _ kyng .
… 今考えたら 、結構悪質だわ  。





でも 、俺も同じくらい意地悪されたし、

おあいこってことで 。 


だけど 、今回は完全にこれが裏目に出た 。

クラスメイトの○○が 、

そんな俺に目を付けてイジメ始めた 。 


これがかなり悪質で 、今までは意地悪で

済む程度だったけど 、怪我をするくらい 。

しかも 、周りには自分がやったって

バレないようにするのが上手い 。

仕返ししようにも隙を出さないし 、ホントに困る 。 


そんな中 、俺を庇ってくれる人も居た 。

違うクラスの‪‪✕‬‪✕‬‪‪ 。

○○とは双子で 、親でも見分けが

付かないくらい そっくりらしい 。

今まで見分けられた人が居ないだって 。




@ _ kyng .
まぁ 、俺はわかるんだけど  。





とにかく 、○○と‪‪✕‬‪‪✕‬は双子でも 、性格は真逆 。

‪‪ ✕‬‪‪✕‬は本当に優しくて 、俺の味方をしてくれる 。

ホント天使って 、‪‪✕‬‪‪✕‬みたいな人を言うんだと思う 。


そんな時 、○○と‪‪✕‬‪‪✕‬の誕生日会を

開くってことで 、家に呼ばれた。

最近の○○は本当に調子に乗ってて 、

手が付けられない程だ。

だから 、俺はちょっとした悪戯をすることにした 。




@ _ kyng .
「 誕生日会で○○に不幸が訪れる 」





そんな手紙を出してやったの 。


○○はこんなのはただの悪戯だって

強がってるけど 、ずっと‪‪✕‬‪‪✕‬の近くにいるから 、

大分 、ビビッているみたいだわ 。


そっくりな‪‪✕‬‪✕‬と一緒に居れば 、

相手が見分けがつかないはずだから 、

大丈夫だって思ってるんだろうな 。




@ _ kyng .
ざまあみろ  。





これで少しは懲りたか 、って思った時だった 。

急にバンと音がしたと思ったら 、

みんなが叫び始めた 。

停電が起きたのだ 。


物凄い混乱ぶりだ 。

それから5分後 。


今度はさっきよりも凄い悲鳴が聞こえてくる 。

阿鼻叫喚ってやつ 。

なんと 、○○が包丁で刺されていたらしい 。


すぐに警察が来て 、○○の両親や誕生会に

参加している人たちからの事情聴取を始める 。


そして 、警察は俺を容疑者として逮捕した 。

調べたところ 、○○に何か目印みたいなものを

付けられてた痕跡が無かった 。

だから 、『 停電で暗闇の中 』、○○を特定して

刺せる人間は『 盲目 』の俺しかいない だって 。




@ _ kyng .
うん 、いい推理だな  。





俺が 、○○と‪✕‬‪✕‬を

判別できることは 、みんな知ってたし 。

俺が警察だったら 、

きっと同じことを考えたと思う 。



でも 、俺は数日後に釈放された 。

なぜなら 、真犯人が見つかったから 。




@ _ kyng .
誰が犯人かって ??





いるだろ 。

俺以外で判別することができる人が 。


―― もう一人だけ 。















【 解説 】





犯人は‪✕‬‪✕‬ 。

親でも見分けがつかないくらい

そっくりな双子でも 、

本人にはどっちなのかがわかる 。




盲目なのに所々おかしい所がありますが 、気にしないでください …

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