眩しい光が差した
目を開けると、朝だった。
でも、そこは俺の部屋ではなく、
真っ白な見覚えのないようなあるような一室だった。
起きた途端、メンバー達に泣きながら迎えられる
え?どういうこと?
混乱している間に、病室が騒がしすぎて
看護師さんがやってきたようで、
「 先生をお呼びしますね!」と言ってとんでいく
そう尋ねると、1番近くで大号泣しているのあさんがそう答えてくれる
へぇ〜、1週間か。
へぇ〜、1週間。
……へ?1週間?
そして医者も来て話を聞いたところ、
俺は自室で倒れているのを発見され、病室に来てから、
1週間、全く起きなかったらしい。
俺の夢だと、1晩感覚だったんだけどなぁ、
そんなことを考えていると、「 ごめん!」と目の前で頭を下げられる
そんなお叱りが、こんなに嬉しいのはなぜだろう。
無理しないでって、ひとりじゃないよって。
その言葉が胸を侵食するほどあたたかいんだ。
この人たちは俺のためにこんなにも泣いてくれる。
そんな泣いている人に笑って欲しいと願う。
このエゴを俺はやっぱり叶えたい。
そして、どんなに辛くても苦しくても、
もう大丈夫だと思えた。
どうしてって?
「 明 け な い 夜 は な い 」
そう教えて貰えたから_
夜に溺れる_ / 完結













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。