第24話

弐拾参
259
2026/02/08 02:00 更新
あなた
 … え 

 彼の 言葉が 、脳内に 残り 、響く
 バレるような仕草は してなかったはず

不死川 玄弥
 全身訓練してる時に
チラッて見えたんだ

 彼が 言葉を 言った瞬間 、
 心臓が ドクンッ 、となって 痛かった
 彼が 言っている 言葉 一つ 一つが
 私の 身体に 響いてしまう

あなた
 … っ 

 身体が 震えて 、冷や汗が 止まらない
 もうあんなのは 増えてほしくない
 今すぐ ここから 逃げたい
 任務に 逃げたい
 それなのに 、足がすくんで 、
 身体は 縛り付けられているように 動かなかった

不死川 玄弥
不死川 玄弥
( … 当たりか )

不死川 玄弥
 … お前の噂は嫌にでも 
一般隊士に伝わる
不死川 玄弥
 最悪の場合 … お前のことが 
お気に入りの柱たちにもな

 何も 言えなかった 、その通りだったから
 噂は 瞬く間に 、広まっていく
 噂を 広められた者の 気持ちも 知らずに
 私が 一番 、それが わかっている

あなた
 … っ 

不死川 玄弥
 … お前が何を思ってるなんて 、
俺には何一つ分からねぇ
不死川 玄弥
 ただな 、お前の気持ちはわかる 
あなた
( … そんなこと言わないでください )

不死川 玄弥
 お前には兄がいて 、俺にも兄がいる 

不死川 玄弥
 そして俺たちの兄は柱だ 

不死川 玄弥
 お前の言われた言葉一つ一つが
共感できるほどに 、俺たちは似ている

あなた

 そんなこと 言われたら 、何も 言えないじゃないか
 確かに 不死川さんの 言う通りで
 私たちは よく似ているのだろう

不死川 玄弥
 だからお前が
なんでそんなに怯えているくらい
不死川 玄弥
 予想はできる 
あなた
 … そう … ですよね … 
不死川 玄弥
 だから俺は言う 




















不死川 玄弥
 ちゃんと自分の心に正直になることが 
俺は大切だと思う

 その言葉が 、心に 突き刺さった
 自分の … 心に … 正直に …

不死川 玄弥
 俺はお前と同じ立場だから 、
お前にこう言うことしか言えねえ

あなた

あなた
 … ほんと 、いきなりですね 
不死川 玄弥
 悪かったな 、いきなりで 
あなた
 いえ 、大丈夫です…( 微笑 

 自分の 心に 正直になれる日が 、
 いつか 来たら 、私は どうなるのだろう
 その日が 来る時は わからないけれど


























 その日が 来たら 、私は 解放されるのだろうか




















 いいね、お気に入り、交換宣伝ぜひぜひ
 Next → ☆ 95

プリ小説オーディオドラマ