前の話
一覧へ
次の話

第6話

守らなきゃ
137
2026/05/03 07:19 更新

# N
さーてと、
# N
ここからはお前と俺の時間だよ

#.
グァァァッ……

言葉を発せられない魔物は比較的弱いとされる

それがたとえSS級の魔物であってもだ。
# N
俺、5人と早く話したいの
# N
だから、さっさと消えてよ笑
# N
 花晶槍撃フローラル・クリスタル・ランス

#.
ガ…?ギャァァァァ、












# N
ふぅ、これで一旦は終わりかな
# N
みんなのところ、戻らなきゃ




















































# N
りうらッ、いむ、初兎ッ
# N
まろ、あにきッ!!!!!ポロッ


また、自分のせいで死んでしまっているんじゃないか

そんな恐怖が俺を襲う



H
っ、え…っと、?

# N
ギュッ  よかったッ、5人とも生きてるッ…ポロッ

L
ぇ、…?

S
ちょっと意味わからんけど生きてるよ笑

Y
君のおかげやで、ありがとうなあ

# N
あ…



そうだ、この5人は俺のことを覚えていない

こんなに俺は嬉しいのに、千年以上あっちの世界でも会ってなくて、5年間陰ながら探してたようやく逢えたのに

覚えてないなんてあんまりだ!!…とか言いたいけど
当たり前か笑

それだったら、もう俺の知ってる5人じゃないのかな



フロレア
ないこ様…大丈夫です、生きてますよみなさん
フロレア
あの頃のままです

H
あの頃とか、よくわかんないけどさ
H
ありがとうね、君が助けてくれなきゃ僕ら死んでたよ笑
# H
「ないちゃん居なきゃ僕らここまでこれてないよ」


似たようなことを以前口にしていたいむと姿が重なる

# N
い、いえ、当然のことをしたまでです
# N
とりあえず、みなさんの傷治しますね

L
治すって、?

# N
花光治癒フラワー・ライト・ヒール

I
えっぐ、もう治ってきてる
天才なんか??

S
君の魔法、めっちゃあったかいなあ…!!✨

# I
「ないこの回復魔法治るん早すぎやろ…
習得すんのあほ早いし、天才なん??」
# S
「ないちゃんの魔法、あったかいから大好きやねん」


初めて治癒魔法をまろに使ったとき。
初めて守護魔法を初兎ちゃんに使ったとき。

2人とも今と全く同じこと言ってくれた

# N
ぁ、ッ…ポロッ

S
え!?!?ちょ、俺なんかしてもうた!?

H
いやいふくんでしょ

I
はあ?あほとけお前よぉ……

H
あほとけじゃありませえええええん

Y
お前ら…泣いてるやつの前で喧嘩すんなや

H
はいすみません
I
はいすみません

Y
よろしい

青組の喧嘩をアニキが止めるこの一連の流れだってッ

# I
「あほとけッ!!!お前また訓練遅刻してきてなにしてんねん!!あ??」
# H
「うるさいなあ、いふくんは」
# H
「てかいふくんも遅刻したんだからいふくんも悪い!!!」
# I
「あ"?んだとてめぇ、凍らしてやろうか」

# Y
「お前らいい加減にせえよ…?バチバチ

# I
「はいすみません」
# H
「はいすみません」

L
ごめんねえ、騒がしくて笑
L
乾くん、傷治してくれてありがとうニコッ
# L
「ないくん、ありがとうニコッ


君の笑顔はいつだって、俺の光。

それは今もみたいだね、りうら。

# N
…先程、俺のことを“ないくん”と呼んだのは大神先輩ですか?

フロレア
ないこ様、…


これを聞いても俺が苦しくなるだけなのはわかってる

でもどうしても、気になってしまった

L
え、りうらそんな風に呼んでた!?!?
L
ごめんね、急にあだ名とかきもいよね、笑


覚えてるわけ、なかったか

N
いえ、大丈夫ですよあだ名で
N
むしろ、その方が嬉しいです…笑

L
そう…??ならないくんで!

H
なにりうちゃん一人だけ仲良くなってんの!?!?
H
僕もないちゃんと仲良くする〜!

S
おいせこいぞいむくん!!!

I
まりょ、最初にないこと仲良くなったのでドヤァ

Y
ないこ〜俺とも仲良くしてな

N
もちろんです…笑






























































ボフッ

自室のベッドに身を預ける
N
出てきて、フロレア

フロレア
キュイッ

N
ふふ、今はその姿なの
N
……フロレア、魔物とまた戦わないといけないんだね俺
N
また、仲間を失う怖さと隣り合わせなんだねッポロッ


わかってる、あの5人が俺のことを仲間だとも思ってなくて、ただの後輩と思ってることも。

でもやっぱり、あの5人と仲間を重ねてしまうから
別人だなんて言う方が無理だから

N
なんで、なんでッ ポロッ
N
なんでみんな、忘れちゃったのポロッ
N
思い出してよッ…!!!!
N
そばにいるのなら、もう一人にしないでッ…
N
寂しいよッ、

フロレア
ないこ様、魔物は前世のように多く存在しません
フロレア
多くて、今日みた人型のもの含め2体
フロレア
もう、死と隣り合わせではありませんよ


そう、脳に直接語りかけてくれるフロレア

昔からずっと一人の時は支えてきてくれた俺の使い魔

フロレア
キュイッ!!キュイキュイッ!!✨


「きっと、すぐ思い出してくれますよ」

そう語りかけてくれている気がした

プリ小説オーディオドラマ