K side
なんとか無事に披露宴も行い、
わくの手紙に泣いて笑って、
両親の手紙も読んで、ふっか先生の進行も丁寧で、
隣に座る亮くんの姿がとても愛おしい。
高校の同級生とか、大事な教え子たちとか。
A side
隣で幸せそうに笑う、皇輝が眩しいぐらいに輝いてみえる。この笑顔をずっと、守りたいし。守っていくのは、俺なんだなって。
今朝、佐久間にLINEをした。式場に招待するかどうか迷っていたのを、皇輝は二つ返事で「いいよ」と言ってくれていたから。でも彼は仕事で来れないって。
5年経った今や、人気声優になってしまったからそう無理はないよなぁ。ってね。
大事な人もできたみたいだし。
佐久間の中の俺が「忘れられない人」でいれば
それでね。1番の友として、隣にいるからさ。
良いものも見れたし、ほんとに今日は幸せだなぁ。
悔いないぐらい、幸せな一日でしかない。
生きててよかった、、、
人生というのは
そう簡単に上手くいかない。
でも、君と出会えたこのキセキが
俺の人生を変えてくれた。
大好きな人が幸せでいれば、
それはもう自分の幸せでもあるから。
そんな風に思うのは、間違いだったのかもしれない。
好きに理由なんて、要らない。
好きなら好きなままで。
いつかその好きが、
誰かを傷つけることがあるかもしれないけれど。
その時は、また思えばいいんだ。
いっそ、嫌いになれたらいいのにって。
誰かを愛する想いはずっと続く。
いっそ、嫌いになれたら。だなんて
馬鹿なほど、過ぎる日々は
忙しなく
亮くん
君 で染まったのだから。
こーくん














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。