私もロウきゅんって呼んだら
怒られるかな、
このピンク髪の子は現在形で
怒らせてるけど面白がってるみたい
え、こう言っちゃ悪いけど小柳くんとは
比べ物にならないほどいい子ぉ〜
お世辞でもなんでも、
褒めてくれる後輩ってだけで
私の中では希少に感じる
なぜか、紙袋を両手に駆け寄ってきた
加賀美さん。そんなに時間経ってたっけ?
連絡………?
試しにポケットからスマホを
取り出したら不在着信などなどが
……………数件あった。
なんだか気まずそうに
早く去ろうする小柳くん
まぁ私も気まずいけど
どっかのイから始まってムで終わる
先輩とは大違いの褒め方をしてくれた
ウェンくんに感謝して、
加賀美さんの隣を歩き始める
今、私は加賀美さんにしがみついて
駄々をこねてます。
お出かけから帰って来て
買ってもらったものを
るんるんで整理していた時に
急遽、帰ることになったなんて言われて
私の気持ちはジェットコースター状態だ
迷惑なのはわかってるけど
加賀美さんの優しさに甘えて、
スーツがシワにならないよう
やんわりと抱きつく
勝手に抱きついたのに怒らないし、
優しく背中に手を回してくれるし、
そんなことされてお願いなんて
断れるわけないじゃん
がちゃん、と
自分で玄関の鍵を閉める音が虚しく感じる
でも、!次は甲斐田くんとも
会えるかもだし、楽しみだなぁ
こんにちは!だいこんにゃくです!
《語りタイム》
あなたの下の名前ちゃんが赤城さんに助けられた時
加賀美さん目線だと絡まれてるように
見えたので余計走って駆けつけみたいです
それでは、次の話もぜひ🙂











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。