投票後、私は紫髪の人達の所へ向かった。
仲間が居ないというのは、とても心細い。
かといって、話しかけるのは苦手。
だから、グイグイ来てくれそうな人のところへ行くことにした。
話す内容が無さすぎて、だるまさんがころんだで、後ろに居させてくれた強面の人に、感謝を伝えた。
やっぱり、無愛想…。
紫髪の人、ありがとう!
気まずすぎて気絶しそうだった…!
名乗ってくれて有難い。
このままでは、正式名が紫髪と強面になるところだった。
その後も少し談笑し、打ち解けられたかという所で、ご飯を取りに行った。
配られたのは、お弁当。
お世辞でも美味しそうとは思えない。
人が死んだのを見たあとだというのもあるかもしれないが、シンプルに食欲をそそらないレパートリーだった。
ナムギュさんも同じだったのか、何故かよく食べるサノスさんに、私もナムギュさんもお弁当を寄越した。
そうやって二人で333番のところへ向かっていった。
遠くからではよく分からないが、どうやら揉めているらしい。揉めていると言うよりは、虐めている感じ。
関係ないって顔するのが大変。
すると、1番がやってきて、サノスさんとナムギュさんを木っ端微塵にしてしまった。
シンプルに凄い。
一人で二人を分からせられるなんて。
帰ってきた二人は、腑に落ちない表情をしていた。
そうやって1日目は終了した。
夜になってもなかなか眠られなかった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。