ちがう…っ約束したもん……ッッ
あの日…
約4年前
いつも通り他の子達と遊んでいたら明らかに怪しい男たちが入ってきて子供たちを攫って車に押し込もうとした
私は_だから攫われなかったけれどあの子たちが攫われないよう反抗して、瀕死の状態になった
傷が痛むが必死に叫ぶ
織田作もそれを感じとってくれたのか簡単な応急手当をして外へと飛び出していった
たすけ、られなかった
私が無力だから、私が弱いから…っ
そうして何時間くらいだろう…もしかしたら数分だったかもしれない
自身を責めて、泣いて、悔いて、、
気がついたら呆然とした織田作が居て、私を病院へと急いで連れていってくれた
手当をしてもらい、ある程度回復すると織田作がまた私を連れて洋食屋へと向かった
織田作は今にも人を殺しそうなくらい怖く、こんな織田作見たことない
怪我は治ってないが必死に叫ぶ
このままだと織田作が死んでしまいそうな気がしたから
織田作は私を廃墟へと連れていくと私のご飯などを置いて歩こうとする
辛い。けど、織田作の為だから待ってなきゃ
約束したから。織田作は約束は守るから
だから大丈夫。大丈夫…っ
現在
あの日のことを思い出す
私も心の奥底では分かっていたのだ。
絶対に約束を守る織田作が戻ってこなかった
それが…どういう意味なのかぐらい
自身の無力さを思い知らされた気がした
───────逢いたい。織田作に逢いたい
この感情をどうすればいいのか分からない
逢いたいよ












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。