第5話

約束したんです
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2025/03/05 10:00 更新
ちがう…っ約束したもん……ッッ
ハク
ちがうもん…ッ
あの日…















約4年前
いつも通り他の子達と遊んでいたら明らかに怪しい男たちが入ってきて子供たちを攫って車に押し込もうとした
私は_だから攫われなかったけれどあの子たちが攫われないよう反抗して、瀕死の状態になった
織田作之助
……!!ハク!!
ハク
私のことはいいから早く、子供たちが…!!
傷が痛むが必死に叫ぶ
織田作もそれを感じとってくれたのか簡単な応急手当をして外へと飛び出していった
たすけ、られなかった
私が無力だから、私が弱いから…っ
そうして何時間くらいだろう…もしかしたら数分だったかもしれない
自身を責めて、泣いて、悔いて、、

気がついたら呆然とした織田作が居て、私を病院へと急いで連れていってくれた
ハク
おだ、さく…ッ
手当をしてもらい、ある程度回復すると織田作がまた私を連れて洋食屋へと向かった
織田作は今にも人を殺しそうなくらい怖く、こんな織田作見たことない
ハク
織田作…!織田作…っ!!
怪我は治ってないが必死に叫ぶ

このままだと織田作が死んでしまいそうな気がしたから
織田作之助
ああ、済まない。ハクの傷はまだ治ってないんだよな
ハク
そうだよっ!だから…っだから行かないで織田作…ッッ
織田作之助
…済まない
織田作は私を廃墟へと連れていくと私のご飯などを置いて歩こうとする
ハク
行かないで…っ!!行かないでッ!!!織田作…ッッ!!!
織田作之助
…大丈夫だ。約束しよう。俺はアイツらの仇をとって絶対に生きて帰ってくる
織田作之助
迎えに来るから。待っててくれ
ハク
……っ約束だからね
織田作之助
…行ってくる
辛い。けど、織田作の為だから待ってなきゃ
約束したから。織田作は約束は守るから
だから大丈夫。大丈夫…っ
ハク
私が忘れないうちに迎えに来て…






















現在
ハク
…ッ
あの日のことを思い出す
私も心の奥底では分かっていたのだ。
絶対に約束を守る織田作が戻ってこなかった
それが…どういう意味なのかぐらい
ハク
……ッ織田作
自身の無力さを思い知らされた気がした
ハク
……っ







───────逢いたい。織田作に逢いたい

この感情をどうすればいいのか分からない
逢いたいよ
ハク
早く、迎えに来てよ…織田作……っ

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