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第13話

Mera!
50
2021/09/06 10:55 更新
心菜(ここな)
心菜(ここな)
起立、礼
いつもどうり、学級委員の彼女の声を聞く。
心菜(ここな)
心菜(ここな)
ふぅ
5時間目の理科室。
向かい合わせに座っている彼女は、
ちょっと疲れたように見えた。
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
大丈夫?
心菜(ここな)
心菜(ここな)
え?うん。なんで?
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
いや、なんか疲れてるっぽいかなって
心菜(ここな)
心菜(ここな)
大丈夫だよ笑
疲れてないし
そう言って笑った彼女は、
真面目にノートをとり始めた。
大丈夫なら、いいけど。
彼女はいつも何も言わないから。
前みたいに倒れちゃったりしない…よね?
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
カッコイイ君には頼りないかも
しれないけどさぁ
心菜(ここな)
心菜(ここな)
あはっ、
いきなりどした?
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
いやいや、なんでもない
心菜(ここな)
心菜(ここな)
何さぁ〜
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
だーかーら、なんでもないって











【放課後】
クラスメイト
クラスメイト
心菜、ちょっといい?
心菜(ここな)
心菜(ここな)
う、うん。
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
?どしたんだろ。
チラリと彼女がこっちを見た気が…?
クラスメイト
クラスメイト
早くっ!
心菜(ここな)
心菜(ここな)
…ごめん、今行くね。
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
やっぱおかしいだろ…
今なんじゃないか?
こんな僕にも潜む正義が
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
ちょっと待てよ!
俺は気づくと彼女の手を握っていた。
一体全体、彼女は何を抱え込んでるんだよ…?
翔斗(しょうと)
翔斗(しょうと)
大丈夫。
俺は彼女の手を引いて、僕の背中に回した。
クラスメイト
クラスメイト
なんだよ。








次は僕の番だ。
君が僕のヒーローだったように。

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