第52話

50.空見上げ
316
2020/06/06 14:26

わたしは、自分の気持ちに正直になりたい。



でも、正直になったら、誰かをまた気づつけてしまう、、、






もうどうすればいいか分からないよ、、、、












私がそう思いながら、元来た道をたどっていた。







たしか、ここを左で、次を右。






それから真っ直ぐ行って、、、、










ドンっ((何かにぶつかる音















あなた

イタッ









バシッ((何かに掴まれる音



























???
???
だ、大丈夫ですか!?
あなた

い、いえ。
わたしも急いでたので…

???
???
ほんとに大丈夫ですか?
あなた

はい。大丈夫でs

???
???
全然大丈夫じゃないじゃないですか。
あなた

えっ?

















わたしは顔を上げた。





































るぅと
るぅと
もう、全然大丈夫じゃないじゃないですか。あなたちゃん。
あなた

えっ、なんでるぅとくんが、、

るぅと
るぅと
いいからこっち来てください




そう言われるぅとくんに手を引っ張られた。





わたしは、るぅとくんに任せて、一緒にどこかに向かっていた。





るぅとくんはこちらの顔も伺いながら、走ってくれた。



やっぱり優しいんだなと思った。












るぅと
るぅと
見てくださいよ。




るぅとくんはそう言って、空を指さした。












るぅと
るぅと
覚えていますか?
僕達とあなたちゃんがあった日の事。







るぅとくんがそう言った。






るぅと
るぅと
僕達とあった時もこんな空でしたよね。
あなた

うん、そうだね、、グスッ







わたしは、みんなのことを考えたら、涙が止まらなかった。




こんな最高の人達と私は縁を切ろうとしていたら、なんて自分がもったいないことをしているんだろうと思った。








るぅと
るぅと
あなたちゃん。
あなた

どうしたの…グスッ







るぅとくんはわたしを抱きしめた。





強いけれど、優しく包み込むように。












るぅと
るぅと
泣きたい時は、泣いてもいいんですよ。
あなたちゃんには僕たちがついています。安心してくだいさ。
あなた

るぅとくん……グスッ

るぅと
るぅと
僕達もあなたちゃんには辛い思いして欲しくありませんよ。
るぅと
るぅと
だから甘えても、泣いても、本音で話してくれてもいいんですよ。
僕達がすべて受け止めます。
あなた

うわぁぁぁぁぁぁぁん˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚







わたしが今まで我慢していたのが全て溢れるように、るぅとくんの胸で泣いた。




るぅとくんは私がないている時に、背中を摩ってくれたり
「だいじょうぶ」
と優しく言ってくれた。







なんでこんなに優しいんだろ。



るぅとくんも、さとみくんも、ジェルくんも
莉犬くんも、ころんくんも、なーくんも。



私のためにこんなにしてくれる。



なんでなの、、、、、







あなた

るぅとくん…グスッ
ありがとう……グスッ
おかげで、もう大丈夫( *´꒳`*)

るぅと
るぅと
良かったです( *´˘`*)
いつものあなたちゃんに戻ってくれて。
あなた

でも、なんでこんなに私のことに全力を尽くしてくれるの?

るぅと
るぅと
それは、、、
るぅと
るぅと
あなたちゃんが大切だからですよ
あなた

そっか……






わたしはるぅとくんの方を向いて言った。






あなた

わたしも、みんなが大切だよ!
あと、大好きだよ!

るぅと
るぅと
っ!!
るぅと
るぅと
((ズキッ
あなた

本当にありがとうね!
るぅとくん!やっぱり、優しいよ!
るぅとくんは!

るぅと
るぅと
いえいえ( *´˘`*)
僕は当たり前のことをしただけですから!
あなた

うふふ( *¯ ꒳¯*)
それじゃあ、寮に戻って早く学校の準備しよ!

るぅと
るぅと
はいっ!



私は、そう言って軽い足取りで、寮へと走っていった。



るぅとくんもそれに着いてきてくれた。




これ私に合わせてくれてるよね?




この子どれだけ優しいのぉぉぉぉ!!




















































































るぅと
るぅと
僕だけじゃダメなんて、思ってはいけないですよね、、、、

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