ヘチャニの教室に行くまでの途中、
色んな人に見られる
まあそりゃそうだろう
学年イチのモテ男が女と腕組んで歩いているのだから
ヘチャニの教室に着くとふざけながら教室掃除をしている4人が目に入った
相変わらずな4人が可愛いななんて思いながらヘチャニに声をかける
言葉がつまったのは私の隣にいるジェヒョ二に気付いたからであろう
なんと衝撃発言
そんなの初耳です
ヘチャニも思わず先輩にむかって は?なんて言ってしまっている
私がジェヒョ二の衝撃発言に混乱している間にふたりはちょっとした言い合いのようなものをしていた
そしてヘチャニが少しキレている
最後に振り返ってヘチャニを見ると少し落ち込んでいる様子が見えた
そして、それを慰めている3人
思っていた以上にヘチャニは私に懐いているみたい
隣のジェヒョ二を見るとヘチャニとは逆でとても満足そうな顔をしている
帰り道はいつものように他愛のない話をしながら帰っていた
話している途中にジェヒョ二の携帯にかかってくる電話がとても気になったが、
まあセフレだろうと思い流していた
嘘つき
セフレがいることなんて知っているんだから
ジェヒョ二は私の家の前まで送ってくれた
ジェヒョンとお別れをし家でぼーっとしているとインターフォンが鳴った
誰だろうと思いモニターを見てみると
ヘチャニがいた
財布、携帯を持ってスーパーへむかう
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。