あなたside
私たちが修行を始めてから3か月の時が経った。
そして今日、私たちはセレーネさんに集められた。
一体何の用なんだろうとソワソワして気になる。
ケロべロスってあの獣みたいな動物のことだよね…?
なるほどねー。魔力が増えるだけじゃなくて、使える魔力の上限まで増えるんだ。
足が急にすくんで、感覚がなくなった。これって…3回目?
辺りを見渡すとどうやら森林っぽく、背の高い木が多く空があまり見えなかった。
すると、目の前に水に包まれたタイマーが出現した。
9、8、7、6、5、
リンゴの木のほうに行くと、タイマーがなった。開始の合図だ。
ゆあんくんside
たっつんが俺の肩を掴みながら指をさして言った。急になんだよ…
その方向を見ると、防御魔法使いチームの人たちがいた。俺達は数多くの木に紛れ込んでバレないようにする。
これで返り討ちにされたらどうしよう…
たっつんの体を揺さぶりながら訴える。けど間に合わなかっ…
いやバカかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゅうとside
突如俺達の近くに雷の雨が降り注いだ。こういうときは…
一足でるのが遅れてしまったな。
周りを見渡すと、黄色い影が見えた。
足音を立てずにゆっくり近づく。すると攻撃魔法使いの人たちがいた。
そう、この作戦はまず、他のチームを『シールド』で張って、
次に『ソード』でバリアをさらに硬くする。
そして最後に、『コンティニュー』とってもかたーいバリア状態を長時間維持し続けるのだ!
時が、意識が止まった。



























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!