第7話

6.《星屑の蛍火》想い人
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2026/08/01 09:00 更新
ドクター
ドクター
__ってことで、他の3人のは違う
材料を取りに行ってもらってるから
ドクター
ドクター
2人は《星屑の蛍火》を取ってきてくれる?
メメ
メメ
…ソテリアさん、大丈夫かなぁ…
シスター・ルナ
シスター・ルナ
ソル君も体調悪くならないといいけど…
ドクター
ドクター
おいヴィヴィの事も心配してやれ
メメ
メメ
で、その《星屑の蛍火》
っていうのは何なんです?
シスター・ルナ
シスター・ルナ
こんな夜に出かける必要があるの?
メメ
メメ
…確かに、昼にできるなら
昼にやるべきですね
ドクター
ドクター
昼でもできなくはないんだけど…
ドクター
ドクター
《星屑の蛍火》は通常時は
普通の蛍と見分けがつかない
ドクター
ドクター
加えて生息地も一緒
ドクター
ドクター
唯一の相違点は光の出し方
ドクター
ドクター
普通の蛍は緑色なのに対し、
《星屑の蛍火》は赤や青、白色
ドクター
ドクター
そして光の筋が残留する
シスター・ルナ
シスター・ルナ
だから夜じゃないと分からないんだね
メメ
メメ
なら私1人で行くべきでは?
メメ
メメ
ルナちゃんを危険に晒す必要はありません
ドクター
ドクター
相手が虫な分、人手は
多い方がいいかと思っただけ
メメ
メメ
ならルナちゃんはここで…
シスター・ルナ
シスター・ルナ
私も行くよ?
メメ
メメ
いやいや、危ないですって!
メメ
メメ
それにここがメモリアに襲われた時、
ドクターを守れる人がいなくなります
メメ
メメ
この人戦えないんですから!
ドクター
ドクター
…うるさいな……
シスター・ルナ
シスター・ルナ
じゃあドクターも一緒に行こう
ドクター
ドクター
えっ
メメ
メメ
倒れますよ、道半ばで
シスター・ルナ
シスター・ルナ
…私
シスター・ルナ
シスター・ルナ
1人だけなにもしないのは嫌なの
シスター・ルナ
シスター・ルナ
連れて行って
メメ
メメ
…分かりました
メメ
メメ
安全第一ですからね
ドクター
ドクター
…なんで俺まで
シスター・ルナ
シスター・ルナ
言ったでしょ?
シスター・ルナ
シスター・ルナ
ドクターも一緒に行こう、って
メメ
メメ
まあいいんじゃないですか?
メメ
メメ
運動不足解消の意で
ドクター
ドクター
これ如きで俺の運動不足が
解消されると思ってんのか
メメ
メメ
1ミリも思えませんね
シスター・ルナ
シスター・ルナ
ドクターってば、生活リズムが酷すぎるよ
シスター・ルナ
シスター・ルナ
いつも朝まで起きて、お昼に
日向ぼっこしながら寝てるんだから
ドクター
ドクター
それには深い意味がある
シスター・ルナ
シスター・ルナ
ほへ~例えば?
ドクター
ドクター
……
メメ
メメ
…そろそろ気を引き締めてください
メメ
メメ
辺りにメモリアの気配がします
シスター・ルナ
シスター・ルナ
は~い
ドクターside. 
本当はあまり来たくなかった、というのが本音。
いやまあ勿論外出という行為が
嫌いなのも理由ではあるけど…。
《星屑の蛍火》の生息地は、
メメ曰く月の気配・・・・が濃いらしい。
月の気配が濃い場所ではメモリアが活性化する。
とすると、俺の身体の方が耐えられるか分からない。
…まだ、
まだ、終わる訳にはいかない。
できることは全てしているはず。
最大数を救える方法を、模索する。
それが俺にできる唯一のことだから。
ドクター
ドクター
(…もう、)
ドクター
ドクター
(手遅れ、だけど…)
失ったものは元には戻らない。
だからこれ以上は失わないように。
そして…
失うのは、罪人だけでいいように。
罪人に救われる権利なんてないから。
全て終わらせて、忘れてしまいたい…
ドクター
ドクター
(…なんてね)
ルナside. 
ちょっと申し訳ないけど、
でもやっぱり私は来たかった。
1人だけ役立たずにはなりたくなかった。
こんな体質だから、いるだけで迷惑なのは分かってる。
でも、動いてないと不安で、怖くて、
罪悪感で押し潰されそうだから。
シスター・ルナ
シスター・ルナ
ギュ…
不安なときはいつも手を合わせる。
お祈りの構え。
『どうか上手くいきますように』…って。
そして、
シスター・ルナ
シスター・ルナ
(お兄ちゃん『___』)
今どこにいるかすら分からない。
顔も、声も、性格も、
何も、何一つ思い出せない。
それでも大好きで大切な、私のお兄ちゃん。
シスター・ルナ
シスター・ルナ
(…会いたい)
頭を撫でてほしいなぁ…。
私、今こんなに頑張ってるんだよって。
行き場のない想いは、お祈りに捨ててしまえ。
『______』
メメside. 
深呼吸をする。
空気が身体に入ってきて、気持ちが楽になる。
ソテリアさんは、別の任務の遂行中。
心配しつつ、でも彼女なら大丈夫だろうし、
あそこは日の気配・・・・が濃いから、
メモリアは活発には動けない。


…私が生きられるのは、あと数ヶ月程度なんだろうか。


それが運命だというなら、
それが最大数・・・なら、私は拒むつもりはない。
あぁ、でも…
メメ
メメ
(ソテリアさん…貴方が)
メメ
メメ
(貴方が生きてくれるならそれでいいです)
貴方が死ぬ運命があるなら、
私は全力で拒みます。
ねじ曲げてでも、私の全てをなげうっても。
運命を変えてやる。
そんな日が来たら、きっと私は
貴方の隣にはいれないでしょうね。

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