わっ！

(全く気配が感じなかった…それに…年齢的に僕たちに近い？)

エディ…エディ…

(どこかで聞いた事のある名前…？)

(そうだ…なんで思い出せなかったの？)

…うん

(｡_｡`)ｺｸ

今まで思い出せなくてごめんね…でも、エディって名前で思い出せた

(あぁ、思い出した途端、心が暖かくなってきた…)

(彼のお墓に入る人は美しくない…)

(でも、もし僕が入ったら…エディが僕を選んでくれたら…)

？はーい

レイチェル・ガードナーだっけ、覚えてる限りはそうだよ

(…殺してくれないんだね)

僕はヒメノだって…でも、僕は行かないよ

だって、ザックには‪”‬レイチェル‪”‬が居るじゃない

はぁ…

ザックはレイチェルを殺すんだよね

なあに？

…ﾆｺｯ

うん、そうするつもりだったよ

でも生きる意味を失った僕は、誰かに殺してもらうことにした

自殺は、出身地がダメだから

長くなっちゃうけどいいね、聞いてきたのは貴方だから

みたいなことがあったって訳

えっ？！！

どうしたの

…

…僕ね、一目惚れなんだ

でも、ザックはレイチェルを選んだ、これって僕から見たらとても好都合なの

彼の作るお墓は綺麗だけど、中に入れる人が綺麗じゃない

彼は僕を選んでくれた、一方的な綺麗じゃない死体より、選んでくれた僕が入ればエディも喜んでくれるはず

だからね…

エディは僕を殺すんだ…

あ！安心して！ちゃんとレイチェルとは友達だから…

？

…！

(レイチェルがここまで言ってくるのは初めてだ…)

なに？

！！

レイチェル…

エディ…

…僕も

僕も、もう少し長く居たい！

お願い、エディ…

…えっ

…そっか……

無理言って…ごめんね……

…！

っ…勿論だよっ…(泣

出てきた

えっ？

！！…うん！