第6話

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2020/10/24 14:46










ー廉ー


あなたがトイレに行ってる間。


勉強しながら待ってた









花由蘭
れーんくん!
永瀬廉
ん?
永瀬廉
あ、花由さん
花由蘭
蘭でいいのに
永瀬廉
いや、無理
花由蘭
えー。
まあ、いいや

なんでこいつこんなにくっついてくんの?



髙橋海人
れーんっ!!!
永瀬廉
うっさいな〜


うるさかったけど助かったわw







でも




髙橋海人
あなたが体調悪くした!
永瀬廉
は?
髙橋海人
保健室!
永瀬廉
はよ、行こ!







すぐさま、あなたの元へ行った







永瀬廉
あなた!!
姫咲あなた
ハア、ハア…
岸優太
さっき、吐いた
永瀬廉
大丈夫?
姫咲あなた
うん、ニコ
姫咲あなた
大丈夫だよっ…ニコ
永瀬廉
無理に笑顔作んな…
岩橋玄樹
廉…
岩橋玄樹
廉は知らないと思うけどあなたs
姫咲あなた
玄樹、いいよ…
永瀬廉
え?
姫咲あなた
なんでもない
先生
廉、いるかー?
永瀬廉
はい



ー優太ー

岩橋玄樹
あなた、なんで?
姫咲あなた
さっきね、廉と蘭ちゃんが楽しそうに話してたんだ…
姫咲あなた
蘭ちゃんといる時の方が楽しそうだし…
姫咲あなた
廉には私はいらないかなぁって…
姫咲あなた
私、病気だから…
こんな弱い彼女はいらないから…
姫咲あなた
ね?ニコ




そう笑顔を見せるけど、あなたの綺麗な目からたくさんの涙が流れた







姫咲あなた
あれ…?
なんで…
姫咲あなた
なんで、止まんないの…


そんな姿を俺は見つめることしか出来なかった













平野紫耀
あなた…
平野紫耀
自分が傷つくこと知ってる?
姫咲あなた
知ってるよ?
私が傷ついたら廉は無傷じゃん
平野紫耀
そうじゃなくて…
姫咲あなた
みんなが幸せなら私も幸せなの…
平野紫耀
あなた。
姫咲あなた
紫耀も私のことは気にしないで…



そんなあなたに対して誰も言い返せなかった







姫咲あなた
でも…
姫咲あなた
最後まで私のこと、見守っててね?
平野紫耀
おう







教室に戻った時




花由蘭
廉くん!
永瀬廉
花由蘭
ここ、教えて?
永瀬廉
嫌や…
花由蘭
いいじゃーん!
花由蘭
あなたちゃんいないし!
髙橋海人
いr
姫咲あなた
海人、いいよ
髙橋海人
っ…













花由蘭
ありがとー!
花由蘭
あ、あなたちゃん。
永瀬廉
は?
姫咲あなた
楽しそうでいいね。
花由蘭
楽しそうだって!
永瀬廉
俺は楽しくない
花由蘭
もう、ツンデレなんだから!
永瀬廉
黙れ。
馴れ馴れしく触んな!
姫咲あなた
じゃあ、行こっか…
岸優太
おう
永瀬廉
あなた!
姫咲あなた
2人で仲良くしてね
永瀬廉







神宮寺勇太
あなた、大丈夫?
姫咲あなた
大丈夫じゃなさそう…w
平野紫耀
俺、言ってくるわ…
姫咲あなた
紫耀!
平野紫耀
これ以上、苦しんでるあなたを見たくない…
姫咲あなた
岸優太
俺も
岸優太
本当は辛いんでしょ?
姫咲あなた
…辛いよ…
姫咲あなた
廉は私のなのに…
髙橋海人
じゃあ、廉を取り戻してこよ?
姫咲あなた
うん…





ー廉ー

もう俺、終わったわ…


あなた…


帰ってきて…





もう一度、俺を幸せにしてください…












平野紫耀
なぁ、廉!
永瀬廉
紫耀…


その後ろにはあなたがいた。




永瀬廉
あなた!



俺は今すぐ、あなたに抱きつきたい…


あなたに触れたい…




花由に腕を引っ張られてるけど振り払ってあなたを抱きしめた



姫咲あなた
廉?
永瀬廉
ごめんな…
ごめん…








平野紫耀
お前ってそういうやつだったんだな…
花由蘭
ち、違うよ、紫耀くん!
岸優太
優しそうな人だなーって思ってたけど本当は最低なやつだったんだ
髙橋海人
そもそも、廉がお前のこと見てくれるって思ってんの?
花由蘭
少しだけ…
神宮寺勇太
残念だけど、全然見てないよ?
岩橋玄樹
もう、僕達の邪魔しないで!
花由蘭
仲良くしたかったんです…
岩橋玄樹
仲良くなれない
平野紫耀
俺たちの絆は誰でもどんな時でも崩れない。壊れない。強く固まってる絆なんだよ…
平野紫耀
簡単に壊そうとしても無理。

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