第6話

5.だれ?
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2022/04/28 11:48
























昼休み























いつもは教室で昼食をとる私だが、気分転換にと、たまに中庭や食堂で食べることがある。


























そして今日はそのたまにくる気分転換の日(?)




















今日は屋上にしようかなーと考えて、お弁当を手に歩き出す。








































頭がいいとか、几帳面とか、そういった性格では全くない私。














今日の英語は眠かったなぁ、まだ授業あるとか憂鬱すぎ、などと、どうでもいいことをふわふわと考えながら階段を登る。
























屋上へと続く扉まで到着し、ドアノブに手を伸ばす。






















だれもいないと静かでいいんだけど、今日はどーだろ、そう思いながら扉を開けると




































二口堅治
あなた
























そこには見慣れた顔があった。























あなた
なんでここにいんの、
あなた
いっつも教室で食べてんじゃん
二口堅治
たまには屋上で食べようと思っただけ
二口堅治
別に,俺がどこで食べようと関係ねーだろブス
あなた
ブス言うな






















え、なに、






















幼馴染となると考えることも一緒なの、?






















なんか、それはちょっと怖い…





























あなた
はぁ、…
























フェンス近くに座っている堅治にも聞こえるんじゃないかと思うくらい大きなため息を吐く。
























二口堅治
なに、

















案の定聞こえていたらしく、不機嫌そうな顔を向けてくる堅治



















あなた
いや、なんでも
あなた
隣、いい?
二口堅治
おう


















まぁ拒否されることはないだろうと思いながらも一応許可を取り、堅治の横まで行って同じように座る。



















二口堅治
お前こそなんでここに?

























卵焼きを箸で摘みながら尋ねてくる























あなた
私も屋上でたべようかなーって思ったから来ただけ
二口堅治
ふーん
あなた
…自分で聞いといてその反応は酷くないか、?
二口堅治
そんな大したこと聞いてねぇし
二口堅治
逆に大袈裟にリアクション取る方が違和感強いだろ
あなた
まぁたしかに…
























そんなくだらない会話をしながら私もお弁当の蓋を開け、箸を手に取った、
























直後、






















ガチャッ‼︎
























































???
二口先輩‼︎















































































だれ、?






























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