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第3話

#3 勘違い
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2026/04/27 11:32 更新













園子
また明日も行こうよー!!









園子、完全にイケメン店員に惚れちゃったみたい














私だって新一と帰りたいよ園子ー




園子
それはしょうがないから…あなた!明日一緒にいきましょう!
じゃあまた明日ね!





あなた
あっ…そ、園子っ!!!!
















もう…園子ったらほんとにメンクイなんだから













あなたも無理しちゃだめだからね、笑
じゃあまた明日!!














蘭とも別れて、私は帰路についた














あの人すっごく人気あったもんなあ
でもめっちゃイケメンだったよね
そりゃ話題にもなるよね〜





















近くの公園まで来たとき、私は背中がゾクッと震えた気がした



やっぱり気のせいじゃない











誰か…私のこと見てる…!



















ストーカーされてるかもしれないときは家に帰ると場所がバレるから、バレてないふりをして警察官のとこに行かないといけないけど…













あなた
(警察官ってどこにいるんだっけ…)

















残念ながらここで方向音痴が覚醒する



うーん…蘭とも園子とも別れちゃったし巻き込むわけにはいかないもんね













わざとスマホを見るふりをして止まると、後ろの黒ずくめの男の人も止まってスマホを見るふりをした












あなた
(やっぱりつけてる…)











でも…



























女子
は?見てないんだけど
そんなに自分の顔に自信あんの?
























ズキッと痛くなる








やっぱり私の思い違いなのかな…












女子
そんなに可愛くないと思う
てかブスよりじゃない?笑


















蘇る痛々しい言葉に私は勘違いなんじゃないかって錯覚し始めた














全部が怖くなったあの日



















私はまたみんなが信じられなくなりたくない


















あなた
(もう私…わっかんないよ…)












とうとうどうしたらいいのかわかんなくなって、私はうずくまった
それと同時に空から雨が降ってきた













それはまるで私の心を表しているみたい








今でも昔のこと、蘭と園子には言えてないし、人間不信だってことも言ってない















言ったらきっと嫌われちゃう
また思い違いって思われるのやだもん…



















女子
邪魔なんだけど
しねよ


















あなた
ッ…!







身体が冷えてきて、視界もくらくらしてきた















もうだめかもって思ったその時
私の頭の上から降る雨が止まった













え…と思って上を見上げると


















安室透
安室透
体調悪いですか?















あのポアロで働いているイケメン店員さんが傘をさして、心配そうに上から見下ろしていた













あなた
え…あ…















すると、その店員さんはしゃがむと、ポケットからハンカチを取り出すと、私の頬にハンカチをつけた


















安室透
安室透
綺麗な顔に涙は似合いませんよ















その人の瞳はものすごく綺麗で私は吸い込まれるように見つめてしまった








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