第2話

✳︎セラフ様✳︎【忘れたい過去と、忘れたくない貴方】
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2024/01/14 18:15
すみません…
今回は夢主sideないです…
気が向いたら出そうとは思います!
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セラフside
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
ふぅ……
あぁ、今日も疲れた、
この道を今まで何回通ったことか…
血まみれの壁、死臭漂うこの何とも言えない空気
それに今日は特に気が重い
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
早く帰ろ…
そう、思っていた時だった
何処からかそんな声が聞こえた
ほんとはどうでもよかった、
ただ、いつもの場所に帰りたかった、
でも、
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
ねぇ、何してんの…?
…身寄りがないなら着いてきな
自然と足が動き、自然とそんな言葉が出ていた
彼女が振り返った
その瞬間、僕は思った
嗚呼、この世に“美しい”と言う言葉があるのは
彼女の為なんだなと…
(なまえ)
あなた
いいん…ですか……?
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
うん、
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
んじゃあ、
瞬間、泣き出した
(なまえ)
あなた
うぇぇぇーん、ヒック、グスッ
うわぁぁーーん、ウッ、フゥ
(なまえ)
あなた
こんな、私なのに、グスッ、こんな何にも出来ない出来損ないなのにズビッ、なんで、どうして、貴方はここまで
優しくしてくれるの……?
その質問に、僕は答えることができなかった
だって、自分自身でも分からなかったから
なんで普段はこんな事なら気にしないのに
けれども、不覚にも彼女の火照った顔に
ドキッっとしてしまった…
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
セラフ・ダズルガーデン(幼少期)
じゃあ、行こう
(なまえ)
あなた
うん……、!
僕達は手を握り、歩き始めた
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○現在○
セラフ・ダズルガーデン
セラフ・ダズルガーデン
…夢か……
いつぶりだろう、こんな夢を見たのは
隣には今もすやすやと幸せそうに眠る君の顔が
それはそれはとても美しい
セラフ・ダズルガーデン
セラフ・ダズルガーデン
ほんっとに最悪だ…
昔のことなんて、もう、忘れたいのに…
“俺”はこんな自分が嫌いだ
いや、大嫌いだ
もう、いっそこの世から消えてしまいたい…
でも、
セラフ・ダズルガーデン
セラフ・ダズルガーデン
でも、
この、彼女の幸せで美しい顔を見て、会話して、
いつまでも過ごせるというのなら、
こんな“俺”の人生でも生きる価値はあるのかもしれない
あぁ、でも、
昔の俺がいなければ今、こうして隣にあなたのライバーからの呼ばれ方がいることだって無かったんだ…
そう思うと忘れたくない
【“本当は”忘れてしまいたい過去と、
            決して忘れたくはない貴方】
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如何でしたでしょうか?
初めてはセラフ様にさせていただきました!
なんていったって最推しなんでね✨
まー次回は小柳様か、加賀美様にします…
ぜひ、ご期待を!
それでは、また、次の投稿で!
バイバイバタフラ〜イ!

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