第4話

さん。
152
2025/05/23 13:23 更新
捜査再開を始めてすぐに、私はドアを調べた。

(なまえ)
あなた
んーーー
(なまえ)
あなた
やっぱこのドア古いな〜…
この部屋で気になるところはドアと絵くらいなんだよなー…




大和勘助
俺が調べたところはあまり怪しいようなものはなかった。上原のとこはどうだった。
上原由衣
私のところも……諸伏警部は?
諸伏高明
同じく、ですね。
諸伏高明
芳賀さんは?
(なまえ)
あなた
んーーー、あやしーというか…
諸伏高明
何かありましたか?
(なまえ)
あなた
コレこの絵、なんか気になるんだよねぇ…
柾谷さんが描いていた絵にある傷はとても深く、斬新な傷だった。
上原由衣
確かに……結構傷が…
(なまえ)
あなた
それに、被害者本人の傷と似たようなところばっかり。
柾谷さんは刺されたのは間違いないかど、それ以外にも切り傷みたいなのもあったしね。
大和勘助
確かにそーだが…そんないちいち同じところにやって意味あるのか?
諸伏高明
相当恨まれていた、ということでしょう。
上原由衣
でも、旭さんたちは恨まれるような人ではなかったと…
恨む…。ひどく嫌う...。嫌気がさす…。相手にしたくない…。妬む…。嫉妬…。腹立たしい…。





数々のワードが頭に入ってくる。





(なまえ)
あなた
あー、そーいうことか、
上原由衣
!!
大和勘助
何かわかったのか??
(なまえ)
あなた
いえっさ。
(なまえ)
あなた
でも、一応先にやっておくよ。
上原由衣
……まさか、またアレ…?
(なまえ)
あなた
もちろん、そだよ。
ポケットにちゃんと入れてたはずなんだよねぇ……。


あ、あった。あった。





私はポケットに入れておいたカッターを取り出し、腕の近くに近づけた。

上原由衣
…ッ…
由衣ちゃんは向こう側を向いた。


そちらの方がありがたい。



(なまえ)
あなた
……

よーい、すたーと。











(なまえ)
あなた
いっちょ、上がり
上原由衣
……お、おわった?
由衣ちゃんは両目を手で塞ぐようにしてそう聞いた。
(なまえ)
あなた
ん、ばっちぐー。
諸伏高明
芳賀さん、消毒を。
(なまえ)
あなた
え゛。いいよ、めんどくさい。
諸伏高明
いいから、早く出したください。
(なまえ)
あなた
...いや、いいって...
諸伏高明
芳賀さん??
(なまえ)
あなた
......ハイ
怒らしたらめんどーだし、言うこと聞いとこ…。





大和勘助
コウメイ、できたか?
諸伏高明
えぇ。
(なまえ)
あなた
なにも包帯まで巻かなくてよかったのに…
諸伏高明
血も止まっていなかったのになにを言ってるんですか。
じとーって見てくるコーメイ。

(なまえ)
あなた
……一旦その話は置いといて...。




(なまえ)
あなた
あの2人ともう一度話をしたい。


それで、この事件は解決だ。


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