第25話

協力訓練
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2025/08/18 23:00 更新










数日後、まだ完全に体力が戻りきっていないあなたの下の名前は、防衛隊の訓練場に呼び出されていた。






保科副隊長直々の指導——しかも刀主体での近接戦闘演習なので胸が少し高鳴る。










演習場の瓦礫地帯には、うなり声をあげる中型模擬怪獣が数体配置されていた。










動きは素早く、攻撃もかなり強い。








保科副隊長
ほな、あなたの下の名前ちゃん
回復したばっか言うて手ぇ抜く気はないで







あなた
はい…!!







あなたの下の名前は緊張して刀を握り直した








保科副隊長は腰につけた二刀を軽く回し、地面に影を走らせる。








保科副隊長
今日はあくまで協力訓練や
せやけど、刀の間合い、足運び……














保科副隊長
全部覚えて帰ってもらうで









開始の合図と同時に、模擬怪獣が飛びかかってくる。






あなたの下の名前は一歩横にかわし、保科副隊長の真似をして低く構える。







そこへ、後方からの一撃を保科副隊長が二刀で受け止める。








金属と金属がぶつかる、甲高い音。



保科副隊長
今や!左下から斬り上げろ!!








言われるがまま振り上げると、怪獣の脚が破壊され、動きが鈍る。






保科副隊長
ええ反応や
次は自分で見極めてできたらええな







あなた
(さすが保科副隊長…)









数分後、あなたの下の名前は息を切らしながらも、次々と弱点を狙えるようになってきていた。







瓦礫の影から現れた2体同時の突進も、保科副隊長と背中合わせで受け止めていった。




 
















保科副隊長がタオルをあなたの下の名前に投げ渡す。






保科副隊長
ようやった




保科副隊長
…まだ回復したてやのに、よう動けとるわ






あなた
ありがとうございます…







あなた
でもまだ足が思うように動かんくて…






保科副隊長
焦らんでええ
あなたの下の名前ちゃんは伸びるタイプや




保科副隊長がニヤリと笑い




保科副隊長
せやから……
これからはもっと厳しい稽古、覚悟しとき







と言い、あなたの下の名前の頭を軽くぽん、と撫でた






少し熱を持った頬を隠すように、あなたの下の名前はタオルで汗をぬぐった。 

    














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