第131話

127.
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2026/04/13 12:00 更新
















ソルヤ
ソルヤ
そのために俺はここにいるんだ!!
俺は息を整えながら、そう叫んだ。
クバツ
クバツ
ソルヤ、、間に合ったんだな
ソルヤ
ソルヤ
どうにかね
俺はクバツたちに向かってにっと笑った。








初めて会った時は嫌われていたのに…一緒にいる時間が長いと自然と打ち解けられるんだね。

君たちと「家族」になれてよかったよ。









トップ
お前がソルヤか。管理グループの新リーダーか?
ソルヤ
ソルヤ
…知っているのか、ルナのこと
トップ
当たり前だ。アイツはこっちのセカイでも有名だったからな、死んだ死んだって大ニュースだったよ
トップはそう言った後、悪人のように声を上げて笑った。
クバツ
クバツ
なっ、何がおかしい!!
クバツが本気で怒った。










長年一緒に過ごしてきてわかった。クバツが本気で怒るのは珍しいことなのだ。
意外と心が広いのかもしれない。






普段から怒っているように見えるが、本気で怒っている時はもっと怖い。そう、今のように。







俺たち家族がバカにされたときぐらいだ。











だからクバツは怒った。







トップ
いや大したことじゃないよ。アレが死んだからって何も変わんないよ
クバツ
クバツ
て、テメェ!!
ユキ
ユキ
お、落ち着いてくださいクバツぱいせん
クバツ
クバツ
落ち着いてられるか!
トップ
はぁ、、これだからお前らも死ぬんだよ。これから戦死しろ
クバツ
クバツ
んだとぉ!
ソルヤ
ソルヤ
そうはさせない!そのために俺はここにいるんだ!
俺がそう喚くと、トップは興味なさげに「ふーん」と言った。
トップ
まあやってみればいいさ。私たちはその前にドリーメとやらを止めればいいだけの話だ
ソルヤ
ソルヤ
なっ、何故それをっ!?
トップ
お前らのことなんて全部筒抜けさ
トップが嘲笑っていると、一人の世界のセカイの兵士がトップの元に駆け寄っていった。
世界のセカイの兵士
トップ!いつでも行けます!
トップ
よし、じゃあそろそろ時間だな
その声が聞こえたと同時に、ものすごい大きな音が響き渡った。

そして、左の目の前に真っ赤な景色が広がる。

まるで、赤い絵の具をぶしまけたような…。








気づくと俺は体勢を崩して後ろに倒れていた。
ユキ
ユキ
ソルヤ!
クバツ
クバツ
ソルヤァ!!
ソルヤ
ソルヤ
(一体何が起きて…)
そんなことを考えていると、左目を中心に激痛が襲ってきた。










…そうか、撃たれたんだ。





トップ
おーすごいな!銃は鉄砲よりも小さいのに優れている!
トップは笑いながらそう言った。その隣には、銃を構えている兵士がいる。






ソルヤ
ソルヤ
(クソッ、やられていた!)
トップ
さて…今度はもう死んでもらうよ
トップは懐から銃を取り出し、俺の死角となってしまった左の方向から撃った。










…ダメだ、いつのタイミングでどうくるかわからない。ユキもクバツも少し離れたところにいるから助けも無理。









俺は諦め、痛みが再び襲ってくるのに準備した。


















だが、何故だろうか?
















痛みが再び襲ってくることはなかった。


















顔を上げると、そこにいたのは一人の世界のセカイの服装を身に纏った男____



















サトルだった。




















        「「サトル!!」」

















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