熱も引いて、その後も普通に学校に行って毎日を過ごした。
だっちゃんもなにも変わりなく仕事をバリバリこなしてた。
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叫びながら1階に降りるとだっちゃんが車の鍵を持ってくるくる回して立っていた。
急いでだっちゃんの車に飛び乗った。
5分くらいして学校についた。
バレちゃいけないから校門の手前で下ろしてもらった。
あなた : なんとか遅刻せずに間に合ったぁ〜〜!!
あなた : ゆうきは私と同じクラスの男の子!
私の事が好きらしくて何度も告白してく
れてるんだけど……
ゆうき : あなたと行けるなんて嬉しいぜ😚
放課後
3人は映画をみて、楽しく時間を過ごした。
時間は9時。もう日も落ちて辺りは暗い。
あなた : 帰るのすごい遅い時間になっちゃ
た。だっちゃん心配してるよね…
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家に到着。
そう言って、私を抱きしめた。
私が言おうとした時、玄関のドアがすごい勢いで開いた。
だっちゃんはゆうきを突き飛ばした。
だっちゃんは私の前に立ちはだかり私を守るように背中に隠す。
だっちゃんの背中に私は掴みかかる。
そう言って、私の腕をひっぱり玄関に行く。
バタン
日高光啓 : なんで、抱きつかれてんだよ。
あなた : ため息ついてる。疲れてるんだろうな。
あなた : え!?なんで抱きついて…!?
私と体を離して2階の自分の部屋に入ってしまった。
あなた : どうしたんだろ?
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自分の部屋のドアにもたれかかって考える。
日高光啓 : 俺ってほんと、ダメだな〜。
心狭すぎだろ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。