第9話

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2024/02/27 11:45 更新
猫猫
それで、私は何をすれば…?
玉葉妃
フフッ
玉葉妃
それでは、今日から私の
侍女になってもらいます!
意味が分からず、素っ頓狂な声を上げてしまったが…
マズい。非常にマズいな…
小蘭
いいなぁ
上級妃の侍女なんて
猫猫
ハァ…
気が重い
まぁ、「なる」と言ってしまったことは仕方がない…
あなた
それにしても猫猫様、なんで私まで…?
猫猫
何となく、かな…
あの後、
「事件を解決したのが猫猫なら、雪梅はいつも通りにしてもらっていい」
と言われたのだが…


あの日あの時、おやじが連れ帰ってきたボロボロの雪梅の姿を
私は忘れない

当時いた店で禿をしていた雪梅は、他の禿たちからいじめを受けていたらしい

もう、雪梅を独りにしない
勿論、小蘭がいてくれれば独りではないだろうが、…

私にとって雪梅は、妹のようなものだ
猫猫
(まぁ結局は、独り善がりってヤツなのかも)
そのとき
下級妃
わ~!
下級妃様たちの、黄色い歓声が聞こえた
そして、男の笑い声…
壬氏
ハハハハハッ
げっ…
壬氏
ん?
そして壬氏様はこちらに振り向いて一言
壬氏
薬屋
壬氏
引っ越しの準備は出来たか?
猫猫
はい
小蘭と雪梅が私の背中に隠れた
猫猫
まもなく翡翠宮に向かいますが、何かご用でしょうか?
壬氏
いや
用はない
は?
用がないなら話しかけるな…

後ろの下級妃様たち、私たちのことをよく思ってないみたいだし…?

やはりこの人、暇なのか?
すると壬氏様は、私の前髪に触れてきた
下級妃
わぁっ…
壬氏
玉葉妃にしっかり仕えるように
瞬間、寒気が走った

とともに、私の服を掴む力が一層強くなった気がした
猫猫
…失礼します
小蘭
猫猫、雪梅、頑張ってね!

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