最近の駿佑は、変わった。
いや、
変わったんじゃない。
わざと、だ。
昼休み。
あの子と並んで笑ってる。
距離が近い。
肩が触れそう。
前は私の席に来てたのに。
今は一度も来ない。
クラスの女子がひそひそ言う。
笑い声。
胸がぎゅっとなる。
自分に言い聞かせる。
でも。
視界に入るたび、苦しい。
放課後。
廊下で見かける。
駿佑がその子の荷物を持ってあげてる。
自然に。
優しく。
前、私にしてくれたみたいに。
視線がぶつかる。
一瞬だけ。
でも。
今度は逸らされない。
じっと見られる。
まるで「これでいいんやろ?」
って言われてるみたいに。
心がざわつく。
家に帰って、
ベッドに倒れ込む。
距離を置こうって言ったのは私。
なのに。
ほんとに置かれると、
こんなに苦しいなんて。
その頃。
駿佑は机に肘をついて、
ぼんやりしていた。
友達が茶化す。
小さく笑う。
でも目は笑ってない。
その横顔は、
どこか必死だった。
本当は。
見せつけてる。
傷ついてるのは自分だけじゃないって、
確かめたいだけ。
でもそれが、
一番残酷だって、
まだ気づいてない。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!