その一言で、
全部が止まった。
駿佑は何も言えなかった。
いつも強気なのに。
いつも余裕そうなのに。
ただ、
唇を噛んでた。
小さく。
初めて聞くくらい弱い声。
でも私は首を振る。
それが本音。
好き。
でも、
不安のほうが大きい。
自分で言いながら、
胸が裂けそう。
駿佑は何も止めなかった。
ただ、
って言った。
それだけ。
追いかけてこなかった。
その日から。
本当に話さなくなった。
LINEもない。
目も合わせない。
屋上にも行かない。
教室で視界に入っても、
知らない人みたい。
周りも察する。
噂もすぐ消えた。
時間が少しずつ進む。
テスト期間。
体育の授業。
何事もなかったみたいに日常は流れる。
でも。
ふとした瞬間。
笑い方。
横顔。
声。
全部、覚えてる。
放課後。
窓からグラウンドを見る。
駿佑が走ってる。
汗かいて、
真剣な顔。
あの顔、
好きだったな。
胸がきゅっとなる。
でももう、
簡単には戻れない。
一方、駿佑は。
友達に聞かれても、
って言う。
でも帰り道、
何度もスマホを開いては閉じる。
送れないメッセージ。
消して、
また打って、
消して。
好きなのに。
大事なのに。
間違えたのは自分。
だから、
今は追えない。
時間だけが過ぎる。
でも。
本当にこれで終わると思う?
コメントよろしく!!!!
💗と✨もよろしくお願いします!!!!!!!!!!!















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。