昼過ぎのレストランで、料理を待つ間
突拍子もなくそんなことを聞いてくるらっだぁ。
水を飲んでいた私は、少し戸惑って咳込んだ。
そんな真剣な顔で聞かれると、こっちもなんか答えずらい
どうって言われても…
言葉が詰まった。
喉の奥で、つっかえて何も言えなくなった。
ぐちつぼの方が好きだから。って言いたいけど
目を見たらそれが言えなくなった。
こんな私でもわかるよ、その表情の意味。
思わせぶり…かもだけど、
思ってることは嘘じゃ無いよ
いい人だと思ってるし、恋愛対象内には入るけど…
でもやっぱり、好きなのはぐちつぼ。
そういうけど、目線は落ちて、だんだん目の下に光が溜まって
目も赤くなって、無理して笑ってるけどさ
泣きそうになりながら言わないでよ
そういう情に弱いから私













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!