そう問いかけると、にっこり笑って頷いた。
相当好きなんだなぁ
なんだかその笑顔が、幼く見えて________
________可愛い と思った。
古参の俺と、新規のぐちつぼ 条件だけなら俺の勝ち
けど、残念ながらあなたのTwitch表示名の推しはぐちつぼなんだよなぁ
俺のこと推してくれてたらな〜
…俺も素直に好きって言えたんだろうけどな。
落ちてきた飲み物を取ろうとする手が視界に入った
それと同時に我に帰った気がした。
ああ、俺何してんだろう。
そのアイテムひとつで、そんな顔赤らめるんだ
じゃあもう、俺には敵わないよなって
少し抱いた無謀な願い
俺の方が好きなんだから、俺と付き合えばいいのに
好きになってくれればいいのに
なんて、思った罰だきっと。
だめだよな。そうだよな。
俺は、
ぐちつぼを
応援したいんだって
それだけなんだって
もうやめよう。
ちゃんと、現実を見よう。
どう足掻いても、俺は邪魔者。
ぐちつぼからカミングアウトされたあの時から
ずっと薄っすらあったこの感情は
今まで隠していたのに
いざ彼女を目の前にすると、歯止めが効かなくなった。
これが、恋は盲目ってやつか
まあ…完全に盲目になる前に気づけてよかった。
俺は
ぐちつぼの味方だ。
ただの自己防衛だよ。
好きじゃないって錯覚させなきゃいけないからさ













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!