言葉の意味を理解しようと頭を回すけど
その言葉に期待してしまって
思考はその期待に引っ張られてしまう
いいよって言ったら、どうなるの?
そう言って顔を背けた
たしかにね。
まだ付き合ってないし、よくないよね
これで良かったんだろうけど、なんだか無性に寂しくて
ぐちつぼの裾を軽く引っ張った
顔に「?」を浮かべて、じっと私を見るので
なんだか恥ずかしくて目を逸らしたけど
今言わないと後悔すると思うから
言おう
そうだよ、今しかないと思ったんだもん
さっきよりも赤くなった顔
動揺で大きく開いた目
汗の滲んだ手
全て好き
だから私と
一度大きく咳払いをして、しっかりと目を合わせた
奥二重の目
そこにはちゃんと私が写ってる
その返事と同時に、2人でハグをした。
大きな体はすごい熱くて、私ももっと熱くなる
2人離れると、目があって笑合った。
なんか恥ずかしいねって
そう言いながら私の手を引いて、寝室まで連れてってくれる
一緒に横になって、布団をかぶって
そして最後に
といって、このサボテンは目を閉じた。
お待たせしててすいません🙇













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。